サッカー日本代表に裏切られた話 ~幻のハリルジャパン~

今回は”サッカー日本代表”についての話を一つ。

 

片想いの相手、サッカー日本代表

カエデ(@johnny_bassoon)の日本代表に対する片想い

8年前に遡る。

 

2010年・南アフリカワールドカップ。

「勝てないだろう」と言われていた日本代表が、

世界の強豪と互角以上の戦いをした。

試合を見ていて面白かった。

 

格上の相手に勝ったり、互角以上の戦いをしたりする日本代表は

素晴らしいチームだと感じた。

 

ザックジャパン

とにかく強かった。

親善試合で、世界の強豪であるアルゼンチンやフランスを

撃破したこともあった。

アジア最終予選では、圧倒的な強さを見せた。

 

私がサッカーに本格的にハマったのは、この時期だった。

当時のサッカー日本代表の強さに憧れた。

 

2013年の東アジアカップでは、Jリーグの選手が活躍した。

韓国戦。

ギリギリの試合で、最後に勝つ勝負強さに心奪われた。

Jリーグも見るようになった。

 

ワールドカップ・ブラジル大会。

コートジボワール戦で逆転負けしてしまって、ショックで立ち直れなかった。

応援し続けてきた日本代表が負けてしまうのは

すごく辛かった。

アギーレジャパン…そして、ハリルジャパン

今までの戦い方から脱皮しよう。

そんな意図があったように思う。

 

最初はうまくいかなかった。

2015年のアジアカップでUAEにPK戦で負けたり、

アジア2次予選でシンガポールに引き分けたりした。

 

それでもカエデは応援し続けた。

チャレンジをするサッカー日本代表を。

 

徐々に成果は出てきた。

今までとは違うサッカー日本代表を見られるようになった。

ワールドカップ出場が決まってからは

日韓戦で大敗する等、難しい時期が続いた。

 

しかし、カエデは期待していた。

「ワールドカップ本番でやってくれるだろう!」と…。

 

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日本サッカー協会の言う『信頼関係』なんて、クソくらえだ

『信頼関係』という言葉は聞こえが良い。

しかし、簡単に『馴れ合い』になり得てしまう。

 

ある集団が『馴れ合い』の状態になるとどうなるか。

 

『和を乱さないように行動しよう』

そんな風潮が漂うはずだ。

そうなった瞬間、その集団は成長を止める。

 

そもそも『信頼関係』ってそんなに大事?

ハリルホジッチは、和を乱してでも日本代表を改革しようとしていた。

その結果、彼は叩き潰された。

 

ハリルホジッチのいざこざは、過去にも何回かある。

コートジボワール代表で、ワールドカップ前に解任された。

アルジェリア代表でも、メディアと衝突した。

 

(ハリルホジッチ率いるアルジェリア代表は、

史上初のワールドカップ決勝トーナメント進出を果たすのだが。)

 

だから、日本代表がらみで起きたイザコザは

特異なモノではない。

イザコザを起こしてでも、彼は勝ちたかった。

 

ハリルホジッチは、日本代表に革命を起こそうとしていた。

丁寧にパスをつなぎ、組織力で勝とうとする

《自分たちのサッカー》とは違う戦い方を植え付けようとしていた。

 

まず、1対1で勝利する。

その上で、相手のボールを奪ったら素早く敵陣に入り

ゴールを奪う。

いわゆる”カウンター”。

 

世界でもスタンダードとなっている戦い方を

日本代表に持ち込んだ。

 

メディアにはかなり酷評されていた。

「日本人に合わない」と。

しかし、結果は出ていた。

 

アジア最終予選で、これまで勝てていなかったオーストラリアに勝ったのだ。

日本の2点目のシーンは、まさにハリルホジッチが求めてきたもの。

相手のボールを奪った瞬間、素早く攻め込み、ゴールを奪う。

それができていた。

 

最近の親善試合では勝てなかったが、

ワールドカップにかかわる重要な試合では

良い結果を残してきたハリルジャパン。

 

テストマッチを済ませて、メンバーを決めて

ロシアの地に乗り込む…ハズだった。

 

ハリルジャパンで待遇が良くなかった選手は、不満を募らせていた

特に、本田圭佑は《自分たちのサッカー》を

やれない事にかなり苛立っていた。

あくまで推測だが、日本サッカー協会は

彼らの意見によって、ブレてしまったのではないだろうか?

 

直前になって、特定の選手の不満を吸い上げた挙げ句、

不可解な解任という決定をしたのではないだろうか?

 

仲間に滅ぼされた織田信長のように、

ハリルホジッチも仲間によって潰された。

後任の西野監督は、どうやら《自分たちのサッカー》を復活させるようだ。

 

そして、《自分たちのサッカー》をやりたくて

仕方ない選手たちを重用するだろう。

 

失った『信頼関係』を取り戻せて、ハッピーエンド?

そんなことはない。

ハリルジャパンで活躍した選手たちは、どうなるのだろう?

 

特に、大迫勇也や原口元気は

ハリルホジッチの戦術で活きた選手。

彼らは”カウンター”や”守備”

(サッカーでは、ボールを奪ってから攻撃は始まる)の重要性を

語っていた。

 

彼らは《自分たちのサッカー》を歓迎するのだろうか?

集団で「みんな仲良く」なんて不可能

 

かつて日本代表を率いた岡田武史が言っていたように

「ソリの合わないヤツは必ずいる」ものだ。

 

ドイツブンデスリーガで6連覇を成し遂げたバイエルン・ミュンヘンも

ロッカールームで、一触即発の状態になった事があったそうだ。

 

『信頼関係』というモノを、安易に重要視しない方がいい。

簡単につくれるモノでもないし、構築できたところで

ソレは『馴れ合い』に過ぎないモノかもしれない。

 

だったら、多少のギスギスを残してでも

結果を追い求めればいいじゃないか。

 

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黙示録

4月9日のハリルホジッチ解任の発表を聞いて、カエデは愕然とした。

そして、ただただ悲しい。

カエデ
遠い異国の地に、サッカーを教えに来てくれた方に対して

こんな仕打ちはありえない!

身内で仲良くやっていれば、それでいいのだろうか?

 

オリンピック招致の場で語られた【おもてなし】とは何だったのか?

こんな事をしていては、外国から日本に

サッカーを教えに行こうという人がいなくなる。

 

よく語られる《自分たちのサッカー》。

単なる「自己流」に過ぎない。

 

日本のサッカーは弱い

ならば、”世界基準のサッカー”という型を身に付ける必要がある。

「守破離」の「守」のプロセスを踏む必要がある。

それなのに…。

 

解任という選択をした事によって、ハリルホジッチだけではなく

これから来てくれるであろう海外の監督、コーチから学ぶ機会

放棄してしまったのだ。

カエデ
ワールドカップで勝ちたいんじゃないのか!?

監督を直前になって解任した国が、ワールドカップで勝てた例はない。

 

また、 ハリルホジッチは相手に合わせて采配ができる監督だ。

会見でも語った通り、彼は

ワールドカップ初戦で戦うコロンビアについて

かなり研究していた。

彼の采配は、ワールドカップでの勝率を上げる要因にはならないのだろうか?

 

今回の解任騒動で、サッカー日本代表に失望した。

片想いの相手に裏切られたような気分だ。

悲しみと怒りが、胸に渦巻いている。

 

気が狂いそうな時期もあった。

サッカー日本代表に対する「憧れ」の反動だろうか。

 

最後になりましたが、カエデは

ハリルホジッチ解任という日本サッカー協会の決定を支持しません!

 

ハリルジャパンを、最後まで見たかった。

 

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