この度は、
kindle本をお読みいただき、本当にありがとうございます!
ここでは《舞台裏》と題して、
物語【プロローグ〜第三章】の各章について
自由に語ってみました。
文字数の関係上で、Kindle本の《あとがき》には
書けなかった“裏話”を、コチラの記事で公開しております。
“noteマンガ【試験編】第3章②+編集後記”に以前記載していた
【各章へのコメント】は、コチラに移転させていただきました。

実は、話の各章には
もずく個人がセレクトした『テーマ曲』が存在します。
もずくが“作曲”とかできたら良いんですが、流石にそんな
技術は持ち合わせていないので…ww
各章を書く時にたまたま聴いていた曲 or
雰囲気がピッタリな曲をセレクトしております。
どの曲も、個人的に好きな曲です。
作品をより深く(?)お楽しみ頂けるかと…。
それでは、いってみましょう!
ここから先は、noteマンガ『登録販売者マンガ【試験編】』および
Kindle本の【プロローグ~第三章】のネタバレ成分を一部含みます。
目次
【プロローグ】その日、彼女は○○に出会う
【プロローグ】裏話・コメント

『看護師』という仕事は(場所にもよりますが)
皆様のご想像の通り、とてもハードな仕事です。
個人的に、『看護師業界』は
閉鎖的で独特な世界だと感じています。
また、山積する様々な問題点が改善されない限り、
『看護師不足はいつまで経っても解消されない』と考えています…。
作中に登場する”スズキちゃん”のように
現状に不満を抱き、疲弊しきっている看護師の方は、
世の中に大勢いらっしゃると思います…。
あと、たまたま見た『ナニカ』が
人生を変え得るキッカケになる事って、実際にあると思いますよ。
思っていなかったんじゃないかな~。
【プロローグ】テーマ曲
物語の冒頭【プロローグ】のテーマ曲はコチラ↓↓
知る人ぞ知る『名曲』ですね。
この曲は、【プロローグ】に登場する
もずくの二学年下の後輩・スズキちゃんの視点から
テーマ曲として選びました。
『あんなに一緒…』と言いつつ、
「文化系部活なのに体育会系でハード」とまで言われる部活で
数ヶ月一緒に活動しただけですが…
その短い期間で、どうやらスズキちゃんは
もずくに対する強い”憧れ”を持ったようです。
「その憧れの存在が、何故、こんなに違う景色を見ているの…?」
という『戸惑いの気持ち』、
看護師として上手くいっておらず『苦悩する心情』などを
断片的に表現しており、ピッタリだと思って選曲しました。
①スズキちゃんは、純粋にもずくの後を追って
看護師になったワケではありません。
彼女は彼女なりに『看護師になった理由』があるようです。
②この曲が使われているアニメの主人公のレベルまで、
もずくとスズキちゃんは
すれ違ったり、こじれたりしてません。
ましてや敵同士でもありません。
【第一章】新たなる試練
【第一章】裏話・コメント

「ただ、紙上の試験問題を解かせるだけではつまらない!」
…という事で、各章をオリジナルキャラ(モンスター)化して、
もずくと対決する形にしました。
何章かわかりやすいように、額に数字を示しています。
描いてて面白かったですww
《第三章》の漢方・生薬系パンダに『中国語』を喋らせたのは、
中医学(長~い歴史を持つ中国の伝統医学)との関連からです。
また、趣味で『中国語』を勉強してるもずく自身の
「パンダに中国語喋らせたら面白そう!」という
謎の閃きによるモノでもありますww
まだ使えないんだよな…。
中国語やってたけど、もう完全に忘れたわ…ww
- カエデ→《第三章:漢方・生薬系パンダ》
- もずく→《第三章:白衣ベンゼン環》
が、個人的お気に入りですww
マンガの作中には、実際の《試験攻略のヒント》を
一部入れているつもり…です。
「もっと詳しく知りたい!」という方は、よろしければ
具体的な勉強術をギュギュッと詰め込んだ
コチラをご確認いただければ幸いです♪ ↓
もずく作のKindle本・第1冊目!
登販試験の《独学勉強術》を
一冊にギュギュッと詰め込みました☆
【第一章】テーマ曲
【第一章】のテーマ曲はコチラ↓↓
洋楽(英語)なんですが、
和訳付きの動画がなかなか少なくて…(汗)
この曲は、主人公・もずく視点から選びました。
(歌詞の和訳・解釈のパターンは色々あるかと思いますが…)
サビの部分は、特に作中のもずくにピッタリ。
これから進む道を決めて、試練に立ち向かうもずくは
まさに《始まったばかり》。
【第二章】明かされる《暗黒時代》
【第二章】裏話・コメント

ここはもずくの【過去】を、
《ほぼフィクションを入れずに》描いています。
(実際に勤務した3つの病院の内、2つ目を作中では省いています。)
もずくは、『2/3』の確率で
”ハズレ”を引き当ててしまいました…。
《病院ガチャ》《病棟ガチャ》
《プリセプターガチャ》に負け過ぎててツライ…orz
あの頃は、心身ともに本当にボロボロでした。
「よく5年も続けられたなぁ…」と今でも思います。
体調不良の最大の原因である仕事(看護師)を辞めた後も、
すぐに処方薬や通院を中止する事はできませんでした。
診察の間隔を空けたくても、主治医からのOKがなかなか出ず、
地味ではあるものの『医療費』の蓄積が
もずくの”財布”にジワジワとダメージを与えるように…。
健康を損ね、お金は少しずつ確実に減っていく。
その上、もずくを支えていた『夢』『希望』『理想』も
崩れ去ってしまう…。
『人生は山あり谷あり』と言いますが、
当時のもずくは《光すら見えない深い谷底に落ちた状態》…
山は見えない上、深い谷から抜け出る事すら困難でした。
随分と時が経って、ようやく当時の事を
文章やマンガに描けるようになりましたが…
今でもやはり、精神面に多少の負荷はかかるようです。
(時々”頭痛”や”吐き気”に襲われてました…)
ちなみに…当時のもずくは、
『パワハラの証拠となる詳細な記録を残す』事はしていませんでした。
証拠を集めておけばよかったのかもしれませんが…
毎日余裕がなさ過ぎて、それどころでは無かったですね。
【第二章】テーマ曲
もずくの《暗黒時代》を描く【第二章】のテーマ曲はコチラ↓↓
曲名に『バラ色の日々』とあるけれど、曲は明るくないので注意!
この曲は、もずく自身が看護師時代に
かなりの高頻度で聴きまくっていた曲の1つです。
曲調と歌詞が、《看護師時代のもずく》そのものを
とてもよく表しています。
驚異のシンクロ率でっせ!
曲名に関しては、こんな記載を見つけました。↓
タイトルの『バラ色の日々』とは、本人曰く
「字面で見れば楽しいイメージであるも(そのイメージを)繰り返し求めることに対する
皮肉を込めている」ということであり、楽曲全体の世界観を
「その何度も何度も繰り返す行為が表す人生観を絶望的にぼんやり見ている感じ」
「絶望と手をつないで歩いている感じ」と説明している。
楽曲はバラの花びらがくるくると旋回しているイメージで書き上げたという。
(出典:Wikipedia『僕等 バラ色の日々』より、一部引用)
『繰り返す』『絶望』『立ち止まる』は、
この【第二章】のキーワードでもあります。
【第三章】いざ、試練の時
【第三章】裏話・コメント

第2章とは一転!
ココも、描いていて楽しかったです。
『どういう展開で、各章のオリジナルキャラ(モンスター)に
もずくが勝つようにするか?』
色々と考えた結果、あんな感じになりました。
(Kindle本で“I市”と記載していますが…)
カエデの外出先のモデルは、伊勢神宮(外宮)です。
風景の写真を撮りに、実際に足を運びました。
せっかく来た(滅多に行かない)ので、
取材と言うか…
ちょっとした《プチ旅行気分》で、
伊勢を楽しんでから帰宅しましたww
【第三章】テーマ曲
【第三章】テーマ曲はコチラ↓↓
歌詞(中国語)付きの動画、なかなか無くて…(汗)
(LIVE音源なので、観客・ファンの声がメッチャ入ってますww)
サビ付近に至っては、もう”激アツ”だね!
中国語忘れたからわからん…ww
『挫折しても、嘲笑されても、勇気をもって前へ向かって走る』
明るい曲調、かつ前向きな歌詞が
【第三章】のもずくにピッタリだと思ってます。
終わりに
舞台裏をお届けしました。
この物語、および『登録販売者マンガ』は
まだまだ続きます!
【第三章】の後、もずくは
一体どうなってしまうのか…?
今後の展開もお見逃しなく!
次の作品でお会いできる事を、楽しみにしております!
という具合で以上、もずくがお送りしましたー。