漆黒★看護師経験談《第二幕》~理想と現実との乖離~

どうも、皆さん。

三重在住ポケモン大好き元ナースのもずく(@mozuku_on7sea)です。

もずく
随分と間が空いたけど…

黒歴史、暴露していきますよ!

…大変長らくお待たせしました。

【漆黒★看護師経験談】シリーズ第二弾をお送りします。

 

このシリーズの記事を読む上での留意事項は

下記に記したので、よくご確認の上

お楽しみくださいね。

 

このシリーズの記事が、”仕事に疲弊した看護師”

休憩室の【話題のネタ】や、前向きに思えるような

【ちょっとしたオアシス】になれるように…

そんな個人的な願望を抱きながら、随時書き進めていきます。

 

それでは、漆黒な歴史のページをめくってみましょう…。

 

【漆黒★看護師経験談】シリーズの過去記事はコチラ↓

 

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この記事を読む上での留意事項

(やむを得ない事情含め)

転職経験アリのおたんこナース・もずくが、

自らの看護師体験を以下のルールに則って

随時更新します。↓

  • 黒歴史も白歴史も、どちらも白日の下に曝す。
  • 適宜(ブラック)ジョークを交えながら書く。
  • 多少の”救い”がある結末を心掛ける。

看護師系の記事は、以下のカテゴリに細分。

記事タイトルで判別できるようにしています。↓

  • もずくヒストリー@看護師ver.⇒漆黒★看護師経験談
  • ”漆黒★経験”から一部切り出したエピソード⇒ナース☆こぼれ話
  • 看護師系の話題やオピニオン⇒もずく流☆看護師ニュース

『漆黒★看護師経験談』シリーズでの注意事項

このシリーズでは、記事内容に相応しいBGMを

セレクトして、動画を埋め込んでいます。

*動画再生時の音量にご注意下さい*

 

当時のもずくの”心象風景”を表した曲を選びました。

音楽を聞き流しながら記事を読むと、より深く心情を

理解できるかも?

 

…というワケで、今回の動画はコチラ↓

看護師としての第一歩@地元の急性期病院

大学卒業後は、地元の大きな急性期病院に就職しました。

実家から遠くない範囲に、教育制度が整った大きな病院は

いくつかあったので、転居は特に考えず。

もずく
まずは、キッチリと臨床経験を積まなきゃ…

そのために、教育制度バッチリの大病院に就職!

第一歩を踏み出したハズが、まさか盛大につまづくとは

夢にも思わず…

非常に濃厚な体験を十二分に味わい尽くしました…。

【在職期間:1年5ヶ月】

 

今回は、この病院での体験談を書いていきます。

注意事項

以下、非常に漆黒な体験談となります。

読んでいて不快な気持ちになった場合は、

回れ右して「戻る」→別の記事を読む事をオススメします。

 

看護のお仕事

始まりは、些細なキッカケだった

今思えば、配属された病棟には

厳しい先輩ナースが多かったですね…。

 

病棟に配属されて3日で突然、

「この薬を点滴する時、気を付ける事は?」

一緒に回っていた先輩に聞かれました。

もずく
病棟配属後3日目って、まだ

シャドーイング*の途中なんですけどねぇ…

補足…シャドーイング

OJTの一環。

先輩看護師の後を付いて回り、

実際の看護業務の流れを見学する事。

受け持つ患者を当日知らされ、予習する時間/Zeroなのに…

当然答えられず、厳しい口調での“助言”を受けて

すっかり萎縮。

 

そんな些細な出来事をキッカケに、病棟の先輩ナース何人かに

『イジりがいある新人』(文字通りの意味)として

目を付けられてしまった模様。

以降、新人指導と称した“厳しい助言”を日々頂く事に…

カエデ
あわわわ…怖い怖い((((;´Д`))))

日々続く『言葉の暴力』…コレはパワハラ?

病棟カンファレンスでの”公開処刑”は日常茶飯事。

“ヒヤリハット”や“インシデント”等のミスを起こせば、

ソレはもう先輩方の思うツボ。

もずく
しばらくはミスの話で持ちきり。

休憩室にいられなかったよ…

先輩ナースからの”漆黒なお言葉”は以下の通り。↓

 

《看護技術チェックの進捗状況が悪いのを見かねて》

「他の新人の子たちはできてるのに、何でできないの?」

「はぁ…いつまでチェックしなきゃいけないの?」

「こんなに遅いんじゃ仕事にならない。やる気あるの?」

「ちゃんと勉強してる?やる気あるの?」

 

《体調不良のため、有休を使って休んだ時》

「仕事の為に私生活がある。こんな理由で休むなんて信じられない。」

「自分の体調管理も出来ないなんて、看護師失格。」

 

《精神的に耐えきれず、涙を流す姿を見て》

「泣いて仕事に支障を来すなんて、社会人失格。」

 

《事あるごとに》

「私達も迷惑だし、患者さんにも迷惑だよ。」

「貴女には看護師は向いてない。」

「忙しいから、貴女のために時間を割きたくないんだけど。」

「足手まといだから、辞めて欲しい。」

「何で早く辞めないの?迷惑なんだけど。」

 

…上記のような言葉を、日常的に浴び続けました。

もずく
厳しく指導されるのは、全て自分が至らないから。

全部自分のせいなんだ…

もずく
勉強が足りない…時間が足りない…

睡眠時間を削るしか…まぁ、いいか。

どうせ眠くないし…

もずく
…あれ?そう言えば自分、

看護師として何がしたいんだっけ…?

危険な思考に陥っていくもずく。

心身共に壊れるのも、時間の問題でした。

『学歴』によるイジメ勃発!

この病院には付属の看護専門学校があり、

卒業生のほとんどはエレベーター式に就職。

よくある『お礼奉公』と言うカタチに。

補足…お礼奉公とは?

病院を運営する母体組織から、看護専門学校の学費を貸し付けてもらう

代わりに、卒業後にその病院で一定期間働く…というモノ。

一定年数以上働いた場合、学費の返済は全額免除に。

(一定期間未満で退職した場合、学費を払う必要アリ)

県内の某大学を卒業したもずくは、完全なるよそ者

(他の専門学校卒や大学卒の同期は、新人の中では少数派)

何かと理由を付けてイジり抜きたい先輩ナースは、

遂には『学歴』に目を付けました。

 

先輩ナースには、准看護師からの叩き上げの人達が

多かったのも影響したのでしょう。

悪い意味で、”大学卒”の経歴が目に付いてしまった結果…

「大学卒で高い給料もらってるのに、全然仕事できないじゃん。この給料ドロボウ!」

「大学卒だから、アタマ良いんでしょ?これくらい理解して当然だよね?」

「仕事できない頭デッカチなんて、必要ない。」

 

…上記のような言葉が、”もずくイジメ用語集”に追加されました。

カエデ
うわぁ…

コレは酷い嫉妬だ…

もずく
…こんな酷い目に遭うのなら、大学時代の友人が多い

大学病院に就職すればよかった!!!

そうすれば、学歴で変に目立つ事も無かったのに…!

遂に訪れた『崩壊』の時

  • 朝:を流しながら出勤。自転車のペダルが重い。
  • 朝食:食べない(食欲ナシ)
  • 昼食:休憩室にいられず、病院の食堂にて。窓際の席に座って、一人で細々と。
  • 夕食:あまり食べられない(食欲ナシ)
  • 夜:眠れない。強い不安アリ。次の出勤日が来る事が怖い。

こんな感じの日々を数ヶ月繰り返した結果…

入職から2~3か月で体重は10kg以上減少した上、

遂に“うつ病”を発症。

短期間、休職する事に。

症状が落ち着いたところで、復職

何種類かのを飲みながら、先輩方による

洗礼(…と言う名のパワハラ)に耐え続けました。

もずく
何とか病棟の仕事はこなしてるけど…

こんな日々、いつまで続くのだろう…?

もずく
今スグにでも辞めて逃げたい…

いくら薬で抑えてるとは言え、結構キツイ。

こんなハズじゃ…

もずく
…けど、一年目で辞めたらどうなる?

再就職できるのかな?

看護師としてのキャリアは…?

…と、こんな感じの複雑

陰鬱な気持ちを引き摺ったまま、

入職から1年の時が過ぎようとしていました。

 

…”第三幕”に続く。

 

終わりに

…以上、【漆黒★看護師経験談】第二幕をお送りしました。

結構ブラックな事実を書き連ねていますが、

看護師1~2年目の方には、共感できる点が

多少あったのでは?

 

退職後に知ったのですが、最初に就職した病院は

新卒看護師の離職率が毎年高めだったようです…。

もずく
こういう不都合な事実って、病院側は

絶対に公表しないよね…

結構な”ブラック病院”を最初に引き当ててしまったもずく。

果たして、この後どうなるのか?

”第三幕”に続きますので、次回の当シリーズの更新を

お楽しみに…。

 

という具合で以上、もずくがお送りしましたー。

 

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