吹奏楽の練習アイディア《その1》録音・録画のすゝめ

どうも、皆さん。

吹奏楽歴11年、オーケストラ歴4年のもずく(@mozuku_on7sea)です。

 

先日、吹奏楽コンクールを聴きに行ってから

個人的に執筆魂(?)に火が着いてしまったので、

吹奏楽関連の記事をシリーズでお届けしていきます。

 

現時点での吹奏楽歴11年

(内訳⇒小学生~高校生:9年 / 社会人:2年) (内、東海吹奏楽コンクール2回出場) な

トロンボーン吹きでもあるブログ管理人・もずくが、

主に『練習のアイディア』を記事にまとめて発信していきます。

 

皆さんの”音楽ライフ”の参考になれば幸いです。

カエデ
吹奏楽と聞いて、久々に参上!

ブログ助手・カエデです。

もずく
うわぁ、ビックリした!ww

サッカー以外は、特にブログに顔を出す

予定は無いんじゃなかったんかい?

カエデ
俺は吹奏楽歴7年、オーケストラ歴4年だからね~。

こんな楽しい記事、黙って見過ごすワケないじゃんww

もずく
あーハイハイ。

それじゃ、このシリーズも一緒に盛り上げようかね。

今回は、第一回『録音・録画のすゝめ』をお届けします。

 

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本題に入る前の注意事項

このシリーズの記事を読むにあたっての

注意を二点、先に記しておきます。↓

注意事項

♪記事内容は『吹奏楽コンクール』を意識した記述になっていますが、

アンサンブルコンテストや演奏会、普段の練習にも使えます。

♪このシリーズの記事で書いている事は、

「こうしなければならない」というモノではありません。

あくまで「提案」の一つです。

コレを取り入れるかどうかは、読者である貴方次第です。

 

…上記を念頭に置いた上で、このシリーズの記事をお楽しみください。

そもそも吹奏楽コンクールの”目標”って?~有名な『孫子の兵法』に当てはめて考えてみた~

彼を知り己を知れば百戦して危うからず

(孫武「孫子-謀攻編-」より、引用)

コレは、中国の兵法家である孫子の言葉です。

『敵の実情と味方の実情を熟知していれば、100回戦っても負けることはない』

という意味。

 

吹奏楽コンクールを考える上で、この言葉を基に考えてみました。

コンクールにおける「敵」とは?

「敵」=【目指すべきゴール】と考えると分かりやすくなります。

ソレは、

『コンクールで評価される演奏を、本番に演奏できる事』

ではないでしょうか?

 

『審査員に良い評価を下してもらう事』ではないか?…と思われるかもしれません。

しかし、それは『評価される演奏』ができれば

自ずと付いてくるモノです。

(また、あまり具体的ではないので、ゴールに設定するのは不適切)

 

ココで大事なのは、ゴールに設定すべきは

あくまで『コンクールで評価される演奏』。

 

「良い演奏」「上手い演奏」

「聴き応えのある演奏」ではない事に要注意ですよー。

(『コンクールで評価される演奏』とは、少し意味合いが変わってくるからです。)

 

『コンクールで評価される演奏』って?

コレを知るには、やはり

”全日本吹奏楽コンクール”の上手な演奏を聴くのが

手っ取り早いですね。

 

特に、淀川工科高校 (通称:淀工) 習志野高校の演奏は

全国大会に出場する高校の中でも別格!

お手本としてオススメの演奏です。

 

オススメなのは、自由曲よりも課題曲の演奏をしっかり聴く事。

自由曲以上に、演奏の”基礎的な部分”を学べます。

過去の課題曲のスコアを保管してあれば、スコアを見て聴くとより◎。

音符を見ながら聴くと、ただ単に聴くよりも

深い分析ができますよ。

 

補足

  • コンクールの場合、参考にするべきはコンクールの演奏
  • その他の演奏会で参考にするべきは、演奏会でやる曲の「こうしたい!」と強く心惹かれる演奏

 

その点、お間違い無きように…。

 

練習における「己を知る」とは? ~録音・録画のすゝめ~

それでは、コンクールの練習における

『己を知る』とは何でしょう?

 

楽器の練習をしている時に、意識的に自分の音を聴く?

指揮者、指導者のアドバイスを聞く?

実は、どちらも不十分です。

 

楽器の練習をしている時って、

聴く事だけに意識するのって難しいですよね?

楽譜の音を並べたりする事に意識が向いてしまい、

意識して「聴く」事は疎かになってしまいます。

 

”他の人に聴いてもらってアドバイスをもらう”事を、完全には否定しません。

しかし、ソレは

言葉で伝える側のボキャブラリーに

随分と左右されてしまいます。

 

その上、アドバイスを受ける側が

言葉の意味を”本来の意味合いとは異なる形”で受け取る場合も考えられます。

そう考えると、案外難しい事なのでは?

カエデ
簡単に言うと、『伝言ゲーム』で間違って伝わるようなモノだよ。

禅の言葉の中に【不立文字】という言葉があります。

コレは『言葉によって、ある事象を表現する事には限界がある。体験が大事だ。』

…という意味。

簡単に言うと『言葉で表現するとズレを生じる』って事です。

もずく
そもそも、アドバイスしてくれる人が近くにいない…って場合も

あるんじゃないかな…?

 

では『己を知る』為には、何をすれば良いのでしょうか?

それは「自分たちの演奏を録音・録画する事」

 

スマホやタブレットのカメラ機能で十分です。

これなら「聴く」事だけに自分の意識を向けることができ、

自分たちの演奏を客観的に理解する事ができるハズ。

 

更に、上手な演奏と比較して聴く事で

現在の自分たちの演奏の”課題”を炙り出すことが可能に。

 

また、個人的には「録音」よりも「録画」の方がより良いと考えています。

姿勢など「聴く」だけよりも、

多くの情報が視覚的に得られるからです。

なので、全日本吹奏楽コンクールのDVDを見る事も◎。

 

”自分たちの現在地+目標とすべき演奏”を理解できたら、

後は上手な演奏を真似ていけば良いと思います!

終わりに

先日、こんなツイートを見つけました。

アメリカの8歳の子供が、何と”YouTube”で車の運転を学び

欲しいものを買いに車を運転したそうです。

これは勿論、やっちゃダメな事なんですが(笑)

 

独学するためのツールは、

現代にたくさんある事を示す一例ではないでしょうか?

そういったツールを上手く使って、上達したいモノですね!

もずく
もずくもカエデも、まだまだ発展途上だからね。
カエデ
コレはアレですよ。”伸びしろ”ですよ~。

という具合で以上、もずくがお送りしましたー。

 

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