どうも、皆さん。
トロンボーン吹きの元ナース・もずく(@mozuku_on7sea)です。
吹奏楽部の冬の風物詩・アンサンブルコンテスト。
先日行われた地区大会に引き続き、
三重県大会を聴いてきました。
4日間しか猶予が無い…だと?
…と言うワケで、今回は
1/13(土)に三重県文化会館大ホールで行われた
『三重県アンサンブルコンテスト【高校の部】演奏レビュー』を
お届けします!
前回に引き続き、時折出てくる”毒舌”に注意しつつ
お楽しみくださいね~。
吹奏楽部【夏の大会】演奏レビューの記事はコチラ↓
目次
コンテスト会場入り ~県文《act.2》~
今回の会場は、お馴染みの『三重県文化会館』。
(通称:総文、県文)
今回の会場は、夏のコンクールと同じく”大ホール”。
↑表彰式待ちな”大ホール”。
↑今回のプログラム。(200円)
入場券は800円也。
今回は、もずく&ブログ助手・カエデの
二人で分担して演奏を聴いてきました。↓
- カエデ(木管低音楽器吹き)→木管アンサンブル
- もずく(トロンボーン吹き)→金管アンサンブル
以下、演奏のレビュー(やや毒舌気味)を書いていきます。
演奏全体のレビュー
【もずく】金管アンサンブルにモノ申す!《act.2》
金管アンサンブルに関しては、
地区大会に引き続き”やや厳しめ”な評価です。
発音や、音の処理の甘さが目立つ上に
楽器が上手く鳴っておらず、音色がイマイチですね…。
音色が細いトランペットは、やはり気になっちゃいます。
あと、前回も書いたんですが…一部の団体を除き
概ねトロンボーンに元気が無い!
悲しい事はない…orz
トロンボーンは、もっと良い音が出せる楽器ですよ~!
皇學館高校は、群を抜いて上手ですね!
楽器を無理なく、良い感じで鳴らせています。
音色、縦のライン、ダイナミクス、全体のバランス…
どの要素も◎。
【カエデ】木管楽器は”二大勢力”が一枚上手?
県大会ともなると、各地区の代表だけあって
演奏のクオリティは高め。
その中でも、白子高校・皇學館高校の演奏レベルは
やはり高かったですね!
縦のライン、ダイナミクスの面では◎。
難易度の高い曲をキッチリさらえていて、まさに別格!
低音楽器もしっかりと音が出ており、流石と言ったところ。
その一方で、”二大勢力”にはツッコミ所も…?
しかし、その反面で
”荒さ”が目立っていたように思いますね。
(特に、白子高校が…)
例えば、ややオーバーブロー気味になっている点。
しっかりと息が入っている…と言うより、
息を無理矢理ねじ込んで、楽器を力ずくで
鳴らそうとしているように感じられましたね。
イマイチになっちゃうんだよねぇ…
楽器に息を入れて鳴らす事は必要だけど、
何もそこまでやらなくても…。
全体的に”丁寧さ”に欠けていた印象。
”pで聴かせる” ”フレーズ感を大事に”という部分では
大雑把でした。
あと、現代曲を演奏している団体が多い!(特に木管楽器)
皆さん、コンテストに”勝ちに行こうとしている”のが
バレバレですよ~。
Pick Up!~津高校~
津高校のSax5重奏は、良い意味で【異色】でしたね。
冒頭のpの入りから最後まで、弱奏部を丁寧に演奏。
フレーズを上品に歌い、かつ音色が豊かな
聴き応えのある演奏でした!
ココは実に「清涼剤」的な演奏だったね。
モチロン、演奏のスケールがやや小ぢんまりだったり、
複雑なリズムの箇所での縦のラインが曖昧だったり、
と言った欠点もありましたが…
「聴かせる」という点においては、光るモノが
あったように感じましたよ。
(そういう意味では、神戸高校のフルート三重奏も◎。)
「コンクールで高い評価を勝ち取る」という意味では
少しポイントがズレている演奏かもしれないけど、
こういう「聴かせる」演奏を応援したいですね!
終わりに
以上、三重県アンサンブルコンテスト【高校の部】演奏レビューでした。
このブログでは、コンクールで高評価を得る方法を
時々書いていますが…
【もずくヒストリー】を参照すればわかるように
個人的に、コンクールは好きではありません!(笑)
コンテストの結果以上に
『音を楽しむ』事を追及して欲しいですね!
このブログの記事内容を、皆さんのより良い音楽ライフに
役立てて頂けたらなぁ…と思っています。
という具合で以上、もずくがお送りしましたー。
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