どうも、皆さん。
吹奏楽歴11年、オーケストラ歴4年のもずく(@mozuku_on7sea)です。
【吹奏楽の練習アイディア】シリーズ・第5弾!
お題は『低音楽器の重要性』『正確な音の出だし』について。
ナメたらアカンぜよ!!
低音楽器を担当する方はモチロン、
そうでない方も是非読んで頂きたい内容です。
コレを読めば、低音楽器の見方が変わるかも?
記事の後ろの方で『正確な音の出だし』について
練習アイディアをまとめていますので、
是非最後まで読んでくださいね!
このシリーズの過去の記事はコチラから↓
- 吹奏楽の練習アイディア《その1》録音・録画のすゝめ
- 吹奏楽の練習アイディア《その2》楽器にしっかり息を入れる
- 吹奏楽の練習アイディア《その3》管楽器演奏のための呼吸~
- 吹奏楽の練習アイディア《その4》発音
- 吹奏楽の練習アイディア【番外編】楽器を使わない練習~
本題に入る前の注意事項
このシリーズの記事を読むにあたっての
注意を二点、先に記しておきます。
♪記事内容は『吹奏楽コンクール』を意識した記述になっていますが、
アンサンブルコンテストや演奏会、普段の練習にも使えます。
♪このシリーズの記事で書いている事は、
「こうしなければならない」というモノではありません。
あくまで「提案」の一つです。
コレを取り入れるかどうかは、読者である貴方次第です。
…上記を念頭に置いた上で、
このシリーズの記事をお楽しみください。
低音楽器の重要性って?
吹奏楽における低音楽器と言えば、主に以下の楽器ですね。↓
- チューバ/コントラバス/ファゴット
- バリトンサックス/バスクラリネット
- バストロンボーン(トロンボーン3rd)
- ユーフォニウム
この低音楽器群を、数年前に流行した『けい●ん!』らしく言うなら
『ていおん!』ってトコだね。
これらの低音楽器は、確かに
高音域のメロディ担当楽器と比べれば地味です。
しかし、個人的には
低音楽器こそ一番大事なパートだと考えています。
コンクールにおける演奏団体の演奏水準は
低音パートの演奏の良し悪しに比例する。
そう言っても過言ではないくらい、実はとても重要なんです!
その理由は以下の二つ。↓
- ハーモニーの基礎となる事が多い。
- 伴奏を担当し、曲の流れを作り出す。(特に”マーチ系”の曲)
↓コチラの動画をどうぞ。
この年の洛南高校は、
全国大会でいわゆるゴールド金賞を取りました。
聴いてみて、気付いた事はありませんか?
低音パート、めっちゃ聴こえますよね。
それによって、演奏が重厚なモノとなっています。
これくらい低音楽器はしっかり聴こえて良いと思いますよ~。
以前聴きに行ったコンクールで、
低音パートがよく聴こえてきたのは
実は白子高校、皇學館高校くらいでした。
♪コンクール (三重県) のレビュー記事 ↓
低音パートの方向けの練習アイディア
豊かな音色や響きで、メロディー楽器を柔らかく包み込む…
そんなイメージを、低音パートの方は持っておくと◎。
伴奏でリズムを作り出す場面では、
発音をハッキリ(”汚く”では無い!)
+
パート内でしっかり合わせる
この二点を踏まえつつ、縦線をハッキリさせる事が重要です。
具体的な練習アイディア
頭の中でリズムを刻んでみると、非常にやりやすくなります。
頭の中で16部音符を刻み、自分の中で
正確なリズムをキープできるようになると、
上手くリズムを作り出す事が容易に。
コレ、【音の入り】でも使えるワザなんです。
音の入りの直前に、指揮者の出す拍を掴んで
頭の中で16部音符を刻んでおくと…
↓
【音の入り】のタイミングが正確なモノに
曲の始まりでコレをやると、
出だしがグッと合わせやすくなりますよ!
練習の中で「指揮をよく見て!」と言われるかもしれません。
しかし、実際に奏者が指揮棒からテンポを掴み取るためには、
『指揮をよく見る』だけでは不十分。
【頭の中で細かい音符を刻む】事は、
【音の出だし】を合わせるのに大変使えるワザです。
是非試してみて下さいね!
【発音・タンギング】に関しては、コチラの記事をどうぞ。↓
終わりに
以上、『低音楽器の重要性』『正確な音の出だし』に
ついての記事でした。
是非、練習の参考にしてみてくださいね!
【吹奏楽の練習アイディア】シリーズは
まだまだ続きます。乞うご期待!
という具合で以上、もずくがお送りしましたー。
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