「ファゴット…? 何それトッポ?潜望鏡?」とは言わせない!
(モチロン良い意味で)
どうも、皆さん。
トロンボーン歴・十数年(カウントめんどくさいww)の
もずく(@mozuku_on7sea)です。
何か面白そうな演奏会が無いか探している内に、
こんな演奏会を見つけました。↓
何と、”ファゴット”の演奏会!
実は、コレとっても珍しいんです。
間違いなく後悔する!!
…というワケで、行ってきました!
今回は、2/9 (木)に
三重県総合文化センターで行われた
ワンコインコンサートの演奏レビューをお届け。
それでは、奥深き低音の世界(?)へと潜ってみましょう!
目次
《ファゴット》の演奏会=珍しい?
「ファゴットとは何ぞや?」
「”ファゴット”ってどんな楽器?」という方向けに、
ざっくりまとめた概要を以下に置いておきます。
”ファゴット”って…何?トッポ?
…って違うわっ!ww (確かに形は似てるけど)
(参考:Wikipedia『ファゴット』)
特に、オーケストラにおいて
重要かつ必須なのがこの楽器。
楽譜なくて、他の楽器の楽譜を 吹く事もあるらしいww だけど、オケでは一転、大活躍するよね。
オケでは、パートが1stと2ndに分かれます。
裏メロや伴奏に回ったり、
メロディを吹いたり…
実に多種多様な役割をこなします。
すごく良い音のする楽器なんだYo…。
(あと、楽器の値段もすごく高い)
あと、曲によっては主役(ソロ)にもなれちゃいます!
一本で多くの役割をマルチにこなせるので、
器用な楽器とも言えますね。
協奏曲もあるんだよ。
《木管低音楽器》=伴奏 のイメージが強い?
オケで大活躍のファゴットも、“吹奏楽”では一転。
他の木管低音楽器と共に、低音でメロディ等を支える
”縁の下の力持ち”的な役割…
どうしても伴奏を吹いているイメージが強いですね…。
コンクールの課題曲では、よくチューバと同様に
頭拍の四分音符を吹いていたり、
二分音符や全音符などを伸ばしてたりする印象。
木管低音が輝くのは、やっぱり自由曲だよね。
原曲の美味しい部分をまるっと 頂けちゃう可能性アリ。胸熱だねぇ…!
『ワンコインコンサート』って何?
『ワンコインコンサート』の概要について、
ざっくりとまとめてみました。
↓
三重県総合文化センターで、
平日の昼に定期的に開催しているのがこの演奏会。
その名の通り、ワンコイン(500円)で
一流の演奏家による音楽を堪能できちゃいます!
もうちょい料金高いから… ソレを考えると、本当に安い! 採算取れてるのか心配になるww
チケットレス(前売り券・当日券無し)で、
当日に会場で500円支払うスタイル。
演奏時間は約1時間。
(大体11時台に開演→終演はお昼頃)
演奏時間も長くないのが◎。
終演後の《ちょっと嬉しい特典》付き
このコンサートの凄い点は、
格安の入場料(500円)のみにあらず…。
何と、会場近隣の特定の店舗で
ワンコインコンサートの観客限定の
【特典サービス】が受けられるんです!
↑プログラム裏面に書いてある特定の店で
プログラムを見せる事で、
「会計時の割引」「ドリンク・デザートサービス」等の
特典が受けられる仕組み。
(各店舗1回限り/コンサート当日のみ有効)
演奏の後に、これらのお店にハシゴする事で
お得にランチを楽しめますよ。
コレで入場料500円!(大切な事なので、何度でも書きますww)
「こんなに安くて良いんですか?」と思ってしまうくらい、
大変リーズナブルなお値段。
♪『ワンコインコンサート』の詳細は、コチラをチェック!↓
ワンコインコンサート【ファゴット】突撃レポ
さて、ここからはコンサートのレポートをお届け。
- 手指消毒剤が至る所に設置される
- 自動検温装置アリ
…等々、感染症対策は万全ですね。
会場入り口で500円払って、プログラムを受け取ります。
↑コチラが本日のプログラム。
終演後の【特典】を受けるのに必要なので、
途中で紛失しないよう要注意!
演奏レビュー
↑コンクール等でお馴染みの大ホール。音響◎。
プログラムに掲示された曲順通りに、
曲間に出演者のトークを
随時交えつつ進行していきます。
演奏会開始前には、館長さんのトークも。
曲目は、他の楽器のために書かれた作品を
編曲したモノから、
ファゴットのために書かれた作品まで幅広くカバー。
機動性が高いから、チェロ曲との相性◎。
楽譜そのまま読んで吹けるから、
”読み替え”の手間が要らないのも良いねぇ。
痛感したんだけど、”読み替え”って
結構メンドクサイよね…。
以下、聴いた感想をざっくりと箇条書き。↓
- 明るい表情から暗く悲しい表情まで、音が見せる表情がとても豊か。
- 表現力の高さが半端ない。
- ファゴットの音域の広さはマジでヤバイ。
- かなりの高音域まで昇り詰めれる技量の高さがマジでスゴイ。
- 細かく速い動きの音も難なくこなし、技巧の高さを感じる。
- ”吹奏楽曲”は、ファゴットを(option)扱いしてはいけない。
ファゴットが持つ魅力を存分に堪能できました。
音域の広さと独特の音色、表現力の高さは
本当に素晴らしいですね…!
テロップが必要なくらい、
結構な高音と細かく速い動きだった…。
最後までチョコ…じゃなくて、
トロンボーンには無い要素が
たくさん詰まってたよww
『”左手の親指”が過労死する』って聞いた事ある…。
プロ奏者の親指の関節は、きっと何かしらの訓練で
鍛え上げられているんだろうねぇ…。
個人的に、ファゴットは
以前から『トロンボーン以外の好きな楽器』だったんですが…
演奏を聴いて、ますますファゴットが
好きになりました(告白)。
実に素晴らしい演奏でした!♪
今日のプログラムの中で、個人的に大ヒットした曲↓
ちなみに、演奏会アンコールの曲は…
↑近鉄特急の『アレ』でしたwwww
終わりに
以上、『ワンコインコンサート』突撃レポを
お届けしました。
津市やその近隣にお住まいの方、
お得感満載の『ワンコインコンサート』を
是非聴きに行ってみてはいかがでしょうか?
という具合で以上、もずくがお送りしましたー。
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