早期発見で、助かる確率 倍でドン!
定期的な検診受診で、さらに倍ッ!!
どうも、皆さん。
がん患者メインの病棟に勤めてた経験アリ!
元ナースのもずく(@mozuku_on7sea)です。
今回行ってきたよ~。
皆さんは、住んでいる市町村から
『がん検診のお知らせ』届いた事ありますか?
市町村によっては『検診受診券』を
直接郵送してくる事もあるかも。
(女性は特に、検診対象年齢を早めに設定している所が多そう。)
それまで仕事(看護師)が忙しくて、『検診のお知らせ』を
華麗にスルーし続けていたもずく。
時間にゆとりができた今年、人生初の《がん検診》に行ってきました!
今回は、《がん検診》に関する情報と体験録をお届け。
この記事は、以下のような方にオススメですよ。
- がん検診、スルーし続けてるけど…行った方が良いの?
- ”がん検診”って、痛くないのかな?
- 検診の費用って、大体どれくらい?
《がん検診》の受診に迷うアナタの背中を、1ミリでも押せたら幸いです。
それでは、いってみましょう。
目次
”がん検診”受診率が低すぎる件
日本人の死因の1位は『悪性新生物(がん)』であり、
2人に1人は”がん”にかかるというこの時代。

そんな”がん”を早期発見するのが『がん検診』なんですが…
実は、日本のがん検診受診率は50%未満。
コレ、外国と比べてかなり低い数値なんです。ビックリ。
☆”がん検診”のリアルな数値を見てみよう!
- 日本のがん検診データ (日本医師会『知っておきたいがん検診』より)
検診受診率が低いって事は、つまり
何らかの体調不良をキッカケに受診→検査したら”がん”だった…という
パターンが多いと推測されます。
早期のがんは自覚症状がない事が多いので、
何らかの症状がある=がんはある程度進行している…という事に。
そして、がんの進行具合と生存率は反比例するので…
”がん検診”は重要!…って事ですな。
以下、今回もずくが受けた検診で早期発見が期待できる
《子宮頸がん》《乳がん》について、ざっくりと説明していきます。
若い女性の死亡リスクが高い《子宮頸がん》

子宮頸がん=子宮の入り口にできるがんの事。
ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が
発がんの原因として知られています。
近年は、20~30歳代の若い女性に増えてきている模様。
日本では、この”子宮頸がん”が原因で
年間約3000人が亡くなっているのだとか。
本人や家族を苦しめてる…ってワケですな。
コレはヤバイな…。
”子宮頸がん検診”について
日本産婦人科学会では、以下の2点を推奨しています。
- 症状がなくても、20歳を過ぎたら2年に1回は子宮頸がん検診を受ける事。
- HPVワクチンを接種した方も、子宮頸がん検診を受ける事。
☆詳しく知りたい方は、以下のサイトをチェック!
”女性がかかる癌”の上位にランクイン《乳がん》

30代~50代の女性に多いのが”乳がん”。
患者数は年々増加傾向にあり、
現在、11~12人に1人は”乳がん”にかかると言われているのだとか。
”乳がん”に関しては、以下の2点が推奨されています。
- 20代から月に1度、乳房の《セルフチェック》する事。
- 40歳以上の女性は、2年に1回『マンモグラフィ』検診を受ける事。
☆詳しく知りたい方は、以下のサイトをチェック!
”子宮頸がん”と”乳がん”に共通する事は、以下の2点です。
早期発見→早期治療によって、
- 治る可能性が高くなる
- 子宮や乳房を失う可能性を減らせる
…なので、がんを早期発見できる『がん検診』は
非常に重要で、受けておく必要性が高いと言えます。
【がん検診】体験録
ココからは、管理人・もずくの
人生初の『がん検診』の体験録をお届けします。
がん検診には”予約”が必要
市からの『がん検診のお知らせ』に同封されていた
”検診実施医療機関リスト”から病院・クリニックを選び、予約。
例年、年明けは混雑して検診予約が取りにくいため
早めの予約・受診がオススメなんだとか。
期限が切れちゃうからね。
【検診当日】病院へGo!
いよいよ検診当日。
予約した病院の受付で、がん検診受診券を提出。
その場で、がん検診記録票などの必要書類に
記入を求められたので、ササッと記入。
パンフレットを数枚渡されたので、待ち時間でザッと目を通す事に。

↑”子宮頸がん検診”を受診する人向けパンフ。

↑”乳がん検診”を受診する人向けパンフ。

↑「検診を定期的に受けましょう!」というパンフ。

↑裏には、乳がんセルフチェック方法の記載。
《乳がん検診》触診・エコーは痛くない
まずは、乳がん検診の方から。
自覚症状の有無を聞かれた後、
「セルフチェック(自己検診)やってる?」と聞かれました。
やってない事を伝えると、
「ダメだよ~、せっかく自分で触れる場所なんだから。
定期的にやるようにね。」
という事で、セルフチェックに関するパンフを貰いました。

問診の後は上の服・下着を脱いで、ベッドに横になって視触診。
しこり等が無いか、丁寧に確認していきます。
コレは全く痛みナシ。

触診の後はエコー(超音波検査)。
(年齢的にコチラのみ。マンモグラフィ実施は当分先の事ww)
胸に機械を当てて、組織を観察。写真を左右1枚ずつパシャリ。
コチラも全く痛みナシ。
強いて言えば、エコー検査お馴染みのゼリーが
若干ヌメヌメするくらいww
《子宮頸がん検診》リラックスして臨めば大丈夫
続いて、”子宮頸がん検診”。
婦人科お馴染みの内診台へ。

膣鏡やエコーでの観察の他、
ブラシ等で粘膜をこすって細胞を採取されます。
ココで大事なのは、検査が終わるまでリラックスする事。
緊張して変に力が入ると、痛みを感じやすくなるので注意。
リラックスする事に努めた成果か、特に痛みなく検診終了。
検査が一通り終わった後、紙ナプキンを渡されました。
細胞を採取した部分から、出血する事があるんだとか。
(出血した場合でも、後で自然に止まる)
個人的には、エコーで小さい子宮筋腫(約1.6cm)がある事が判明ww
気になる費用(自己負担額)は…?

検診受診券の 効果は バツグンだ!
市の補助がガッツリ効くらしく、検診2つ合わせて
自己負担額は3500円也。
コレは財布に優しいですね~。ありがたや。
結果は後日、郵送でお知らせ

結果は後日郵送されてきます。
「宛名の字が汚ねぇ!」と思ったら、あの日受付で
自分が書いた返信用封筒でしたww

結果は…異常ナシ!ホッと一安心。
定期的な検診が大切なので、来年も行く予定です。
”子宮頸がんワクチン”の予防接種にでも
行こうかなぁ。考え中…。
【まとめ】早期発見が命を救う!がん検診のすゝめ

以上、《がん検診》に関する情報と体験録をお届けしました。
検診によって早期発見し、早期治療につなげる事で
がんに命を脅かされる可能性はグッと低くなります。
また、市町村が発行する受診券を使えば
《がん検診》の自己負担額を安くする事ができます。
詳しい事は、お住まいの市町村に問い合わせてみてくださいね。
自分の命を”がん”の脅威から守る上、財布にも優しい…
そんな一石二鳥な《がん検診》、予定を調整して
是非受けてみてはいかがでしょうか?
という具合で以上、もずくがお送りしましたー。
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