どうも、皆さん。
歯並びの悪い事に定評のある
元ナース・もずく(@mozuku_on7sea)です。
最近、数年振りに抜歯してきました!
しかも、『抜歯が痛い』と巷でウワサの”親知らず”。
今回は
- 親知らずの抜歯に至るまでの経緯
- 実際に痛かったかどうかの体験レポ
- 抜歯後の注意点
…等々を記事にまとめてお伝えします!
目次
抜歯に至るまでの経緯
ソレは約1年前の話。
娘の妊娠中、あれだけ酷かった悪阻が
まるで嘘のように消失して、しばらく経ったある日の事。
母子手帳に”歯科検診欄”があった上に、
かかりつけの歯科医院から『定期健診のお知らせ』のハガキが
届いていたので、予約していく事に。
いつも通りの健診内容で
終わるかなぁ~。
…と油断していた所、残念なお知らせが。
歯科医「左上の親知らずの噛む面が、小さい虫歯になってますねぇ。」
なかなかキッチリ
歯磨きできなかったもんなぁ。
歯科医「この大きさなら緊急性はないし、妊娠中は抜歯しにくいから
一年経ったら健診でまた来てくださいね~。その時に抜きますので。」
そして、月日は過ぎ…
約一年後に予告通りの健診ハガキが届いたのでした。
抜歯前夜~当日 ー抜歯体験レポー
もずくの抜歯前夜 ~妙な恐怖心~
久々の定期健診後…
二週間くらい後の都合の良い日に予約を取って、
その日までに覚悟を決める事に。
その間、ネット上の情報や
ブログ助手の体験談を見聞するつれて、
妙な恐怖心がジワジワと沸き起こってきました。
”親知らずの抜歯は格別で、とにかく痛い”
”鎮痛剤を飲まないと本当にヤバい”
自分に半ば無理やり言い聞かせて、布団に入りました。
抜歯当日 ~かかりつけ歯科医院、到着~
数年ぶりの抜歯から来る妙な緊張感と、
前日までに育て上げられた(?) 妙な恐怖心の影響で、
歯科衛生士さんの顔を直視できず。
引きつった苦笑いを浮かべる他ない状況…(笑)
抜歯後の注意事項 ~これだけは守ろう10か条~
抜歯前に、”抜歯後の注意事項”の説明を先に受けました。
注意事項が結構多いんですが…補足を加えて
ざっくりまとめると以下の6個。
これから抜歯される方、参考にどうぞ。↓
・抜歯後に噛んだガーゼは、約20~30分間そのまま強く噛む【止血目的】
・ガーゼを外したら、一回目の鎮痛剤を飲む
【麻酔が完全に切れる前に、前もって鎮痛作用を得ておく】
・食事は麻酔が切れてから。水分は熱いモノを避ける
【感覚が鈍くなっていて、ケガや火傷の危険性あり】
・抜歯当日は激しい運動・飲酒・入浴を避ける(シャワーはOK)
【血管が拡張され、血流が良くなる⇒止血しにくくなる】
・抜歯翌日頃まで、ブクブクうがい禁止
水を含んで吐き出すだけにする
【傷口を塞ぐ血液の塊≪専門用語で“血餅(けっぺい)”と言う≫が取れて、
治りが遅くなる等の悪影響が出る危険性あり】
・化膿止め(抗生剤)は処方分を必ず飲み切る【傷口の感染予防】
抜歯後に自宅で調べてみたら
注意事項、まだまだありました。
4個追記しておきます。(合計で10個) ↓
・抜歯当日の喫煙を避ける
【血管収縮作用により、血餅の形成が不完全になる⇒治りが遅くなる。】
・指・舌などで傷跡をいじらない
【傷口をいじると、血餅が外れる危険性あり。】
・抜歯後の歯磨きに注意!抜歯の傷口に歯ブラシを当てない
【歯ブラシの毛先が引っかかり、血餅が外れる危険性あり】
・抜歯後、何かを吸いこむような動作はNG
(麺類を食べる時、ストローで飲む時など)
【口腔内が陰圧になり、傷口にはまっている血餅が吸い出される危険性あり】
(『歯の教科書』より、部分要約)
結構ゴチャゴチャしていて、生活上の制約も多く感じます。
しかし、これらの注意事項は
抜歯後の傷口が早く治る為に必要な事です。
必ず守るようにしていきましょう!
いよいよ抜歯! ~さらば、左上の親知らずよ~
一通り説明を受けてから歯科医が来て、いよいよ処置。
ざっくりした流れは以下の通りです。
口を開けて、抜く歯を確認
↓
抜く歯の周りを消毒
消毒液がたっぷり付いた綿球でフキフキ。
↓
局所麻酔!
刺す時チクンとします。
しばらくすると、注射された部分の周囲に痺れた感覚が広がります。
↓
抜歯!
麻酔の効き具合を確認後、ペンチ的な器具で抜歯。
”グイグイッ”と圧迫されるような感覚があります。
↓
ガーゼを噛んで終了
…と、麻酔が効いている間に
想像していたよりは短時間で終わりました。
歯科医曰く、
「歯の分割もいらず、シンプルな手順で抜けましたよ。
時間もそんなに掛かってないです。」との事。
何はともあれ、今回はどうやら普通に抜けたようです。
そんな抜歯の術式を反映したのか、お値段も安く済みました。
3割負担にて、会計1290円なり。
翌日に消毒がいるとの事でしたが、抜歯日はちょうど土曜日。
月曜日に消毒の為の予約を取りました。
これから襲い来るであろう激痛に内心ビクビクしながら
指示通りきっちりとガーゼを噛み締めて
歯科医院を後にしました。
って聞かれたよ…。
時々、記念に欲しがる患者(!)がいるらしい。
当然、持ち帰らなかったけど…。
本当の戦いはこれから? 抜歯後~消毒まで
指示通りに、ガーゼ外して鎮痛剤を一錠飲みました。
次に飲めるのは6時間後。
麻酔が効いている間は、
痺れた感覚があって何だか喋りにくかったですね。
想像はしていたけど、やっぱり抜いた後の違和感がスゴイ!
ついつい舌先で、抜いた穴をつついてしまいました(笑)
今回は、時間が経っても特に痛くなかったです…が、
との謎の脅し(?) を受けて、6時間後に鎮痛剤を1錠。
抜歯した側と反対側の歯で噛むようにしていても、
夕食の食べカスが抜歯後の穴にハマりました…。
お茶を口に含んでクリアしましたが。
特に痛む事無く、その日は就寝。ぐっすり眠れました。
翌日も痛くならず、鎮痛剤は2錠内服したのみ。
月曜日、消毒の為に再度歯科へ。
抜歯後の痛みと傷の確認後、
消毒液たっぷりの綿球でフキフキされて終了!
「抜歯後の経過も問題ないので、次の健診でお会いしましょう。」との事。
こうして親知らず抜歯の件は無事終了!
後日調べてわかった事は、以下の三点。
・抜歯後の痛み:上顎<下顎
・抜歯が複雑・困難であるほど、痛みが取れるのに時間が掛かりやすい。
・抜歯が複雑・困難であるほど、会計での自己負担額も高くなる。
(『歯の教科書』より、部分要約)
今回、やたら脅してきた(!)ブログ助手の体験談を聞くと、
- 下の奥の親知らずを抜いた。
- 鎮痛剤を飲み忘れていた ⇒ 麻酔が切れた後に、激痛でのたうち回った
…との事。
あると言うけれど…
と、とにかく抜歯後の鎮痛剤は必須かな…。
今回のケースは、単に『運が良かった』だけかもしれません。
事前にキツめの忠告をしてくれたブログ助手に、ひとまず感謝…?
終わりに
…以上、親知らず抜歯体験記でした。
1ミリでも抜歯時の参考になれば幸いです。
抜歯した部分は、未だポッカリと穴が開いております。
歯磨きでゴリっとしないように
慎重に歯ブラシを操作する日々です。
という具合で以上、もずくがお送りしましたー。
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