予防できるモノは予防して、長く健康的に暮らしたい!
(元ナース 心の叫び)
どうも、皆さん。
【予防医学】に興味津々、元ナースのもずく(@mozuku_on7sea)です。
今年、子宮頸がん検診に引き続き
《子宮頸がんワクチン》の予防接種をしてきました!
今回は、その体験レポをお届け。
この記事は、こんな方にオススメですよ。↓
・”HPVワクチン”って、少し前にニュースにならなかったっけ?
・”子宮頸がん”の予防接種って、そんなにヤバいの…?
・実際に予防接種を打った人の声が知りたい!
それでは、いってみましょう。
目次
”HPV”と子宮頸がんとの関係と現状
子宮頸がんの原因と、予防接種を取り巻く現在の状況について
ざっくりとまとめてみました。
子宮頸がんの原因はウイルス
子宮頸がんの原因のほとんどは、何と
ウイルス【HPV:ヒトパピローマウイルス】の感染が
原因なんです。
このウイルス、ごくありふれたウイルスで
性的接触によって子宮頸部に感染します。
一生に一度は感染機会があるといわれているよ~。
HPVに感染しても、ウイルスは自然に排除される事がほとんど。
しかし、ごく一部は長く感染が続き、
前がん病変(異形成)を経て、数年以上かけて
ジワジワと”子宮頸がん”に進行していきます…怖っ!
子宮頸がんを予防するためには、定期的な”子宮頸がん検診”と
”HPVワクチン予防接種”とを組み合わせる事が
相乗効果が期待できてオススメなんだとか。
現在、国は予防接種を”積極的には”オススメしていない
WHO(世界保健機関)のお墨付きで、
世界各国に幅広く普及しているこの”HPVワクチン”ですが…
日本では、定期接種になったものの
『ワクチン接種後に、副反応(予防接種による様々な体調の異変)が生じた』
という報告が寄せられた結果…
2018年12月現在、予防接種の積極的なオススメは差し控えられています。
《副反応として生じた様々な症状の原因=HPVワクチン》であるという
科学的な証拠は示されていないのが現状ですが…
予防接種によって後遺症を負った人々とその家族による訴訟が
各地で行われているんだとか。
☆”子宮頸がん”や”HPVワクチン予防接種”について
詳しく知りたい方、コチラのサイトへどうぞ。↓
【HPVワクチン予防接種】実際に打ってみた
ここからは、実際の予防接種体験レポをお届けします。
まずは予約をとろう
最初のステップは、医療機関への問い合わせ・予約。
前述したように、国が積極的には予防接種をオススメしていないので
ワクチンの在庫を常備していないのだとか。
予防接種できる医療機関を調べて、問い合わせてみましょう。
産婦人科へGO!
予防接種できる医療機関に、予約した日時に行くと
問診票を渡されるので、ササっと記入。
待つ間、問診票と一緒に渡された注意書きに
目を通しておくことに。
↓裏面にも注意書きがビッシリ。
Drからの説明+予防接種
診察室に入って、Drからの説明を受けます。
もずくが予防接種に行った先のDr曰く、
「産婦人科学会としては、ワクチン接種を積極的に勧める方向に
持っていきたいんだけども、なかなかねぇ…。」との事。
そんなぼやき(?)と説明の際に渡されたのがコチラ。
↑子宮頸がんと、その予防方法に関するパンフ。
↑今回接種するHPVワクチン(4価:ガーダシル)に関する小冊子。
んで、肝心の予防接種。
Dr曰く、
「最初に言っとくけど、この予防接種は
ちょっと痛めだからね。覚悟してね~。」 …との事。
先生も人が悪いぞっww
と、内心油断していたら…
予告通り、なかなか痛かった…。
痛かったぞーーーーーっ!!
インフルエンザの予防接種より痛かったですね…(汗)
痛みの感じ方には個人差があります。
次の予防接種はいつ?
1回のみでは終わらず、複数回接種する必要があるのが
このワクチンの特徴。
今後の接種スケジュールの説明を受けた後、
こんなモノを渡されました。
↑『接種記録カード』…他のワクチンでは見ない斬新なアイテム。
二つ折りになっていて、中を開くと…?
↑接種日とワクチンのロット番号が記録されていました。
今後の接種スケジュールの管理にも使えるスグレモノ。
失くさないように大切に保管し、次回の予防接種の際に
必ず持参するように…との事。
気になる値段
さて、気になるお値段は…
1回あたり15000円也。
コレは3回打つ必要があるので、合計45000円。
これよりも高くつくから!
どんなに頑張っても、命はお金には換えられません。
コレは、自分の健康への必要投資。
そういう意識が大事ですね。
接種後の体調は…?
さて、色々と問題になっているのが
この接種後の体調なワケですが…
特に何ともありませんでした!!
個人的には何ともなかったですが…
この予防接種、打った後の体調の異変が問題となっているので
何かしら異変を感じた場合、我慢せず早めに
予防接種を受けた医療機関へ連絡しましょう!
【まとめ】子宮頸がんを防ぐために、賢い選択を
インターネット上はモチロン、Twitter、Instagram等のSNS上にも
予防接種に関して様々な情報が存在します。
中には、根拠に乏しい誤った情報まで…。
”反ワクチン”な意見がゴロゴロと転がっているのも現状です。
しかし、ココはそう言った情報を鵜呑みにせず、
冷静な判断をお願いしたいところ。
発信の内容や発信元に、十分な注意が必要になってきます。
簡単に信じちゃダメでっせ~。
(中には”自然派”や”反ワクチン派”が存在するため)
医師の先生方による《#インスタ医療団》は、
Instagram上で正しい医療情報を発信しているので
気になった方は覗いてみては?
毎年約3000人の女性の命を奪う《子宮頸がん》。
コレを予防するために、正しい情報を知り
是非”HPVワクチン予防接種”の
検討をしてみてはいかがでしょうか?
という具合で以上、もずくがお送りしましたー。
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