4月から働き始めた方、そろそろ疲れてきてない?
どうも、皆さん。
看護師時代にメンタルをやられた経験アリ!な
もずく(@mozuku_on7sea )です。
ストレスが溜まると、体だけでなく
精神面にも影響してきますよね。
看護師辞める人多いのメチャわかる~(白目)
Twitterを弄っている内に、
メンタルヘルスについて発信している方の1人
メンタルハッカー・ほっしー氏( @HossyMentalHack )が
“バズったツイートの内容を発展させ、書籍を出版した”…という情報を
キャッチしました。
今回は、そんなほっしー氏の著書のレビュー記事をお届け。
この記事は、こんな方にオススメですよ。↓
- 最近、メンタル面がお疲れ気味の方
- 現在メンタルの調子が悪く、療養中の方
- 《うつマッピング》が何だか気になる方
それでは、いってみましょう。
目次
書籍【うつを治す努力をしてきたので、効果と難易度でマッピングしてみた】
今回オススメする書籍はこちら↓
《著者》ほっしー氏について
ほっしー@メンタルハッカー。
自分のメンタルを分析し、自分の心をプログラムし直すことで
改善する事(=メンタルハック)を追求しているんだとか。
ほっしー氏のざっくりした経歴はコチラ。↓
新卒でIT企業に就職し、たった半年でうつ病を発症。
(現在は、安定した寛解に近い状態)
休職後に退職。
その間Twitterで情報収集し、病識を深める。
「精神疾患者の体験談で、読みやすいサイトないな」と思い、
ブログを書き始める。
ブログを仕事にしてお金を稼ぎつつ、本を読み漁る生活を送る。
ブログやSNSを駆使し、新しい時代の働き方・生き方を
メンタル疾患持ちの視点から発信している。
(『うつを治す努力をしてきたので、効果と難易度でマッピングしてみた』より、著者プロフィール一部引用)
大変な経験をしているんだね。
うつ病になり、
「薬だけでは、自分を完全に治すことはできない」 と考え、
たくさんの事にチャレンジ。
試行錯誤の結果の1つをまとめたのが
今回の書籍なんだとか。
☆メンタルに関する情報発信中!ほっしー氏のブログ・SNSはコチラから↓
- ブログ『ほっしーのメンタルハック』
- YouTube『ほっしーのメンタルハックちゃんねる』
“うつマッピング”って何?
ほっしー氏が、自身のメンタルを改善するために
取り組んできた事をマッピングしたモノ。
- うつ病改善に効果的かどうか
- 取り組みやすいかどうかの難易度
…という2つの軸でまとめられています。
うつを治すために、いろんなことを試してきたのでマッピングしてみた。 pic.twitter.com/UecVW3hGBz
— ほっしー@メンタルハッカー (@HossyMentalHack) April 16, 2018
↑このツイート、非常に多くの
「リツイート」「いいね」がつきました。
この”うつマッピング”本には、うつ病当事者の視点と立場から
症状の軽減につながる
様々な方法を試してきた結果が、
わかりやすい文章で示されてますよ。
この中にあるかもよ〜。
うつに効くかも?《管理人厳選》オススメ項目5選
本の中で挙げられている数多くの項目の中から、
メンタルぶっ壊した経験のある管理人・もずくが
「コレは良いかも!」と感じたモノを
5つピックアップしてみました。
効果には個人差あるから要注意!
《その1》抗うつ剤
…と言うより『医者に診てもらう』。
『客観的な症状の分析→ソレに応じた治療をしてもらう』
コレが、病に罹った時の対処法ですよね?
うつ病も同じで、まずはコレが治療の第一歩です。
「副作用が気になる…。」「薬を使わずに治したい!」という方、
中にはいるかもしれませんが…
よほどのヤブ医者(!)でない限り、医学的根拠に基づき
症状に応じて薬を処方してくれるので、
ソレを使わないのは自爆行為かと。
そんな時は主治医と相談だね。
うつ病は、思ったよりも厄介な病気です。
その姿形が見えにくい分、ややこしい。
それなら、しっかりした根拠に基づいた医学を
信頼してみませんか?
決して、うつ病を甘くみてはいけませんよ〜。
『ココロの風邪』なんて、生易しいモノじゃない。
ソレは《人を死に至らしめる病》なのだから。
”うつ病予備軍”の方も、
一歩間違えば大変な事になるので、ホント要注意。
まずは医師の診察を受けようZE!
《その2》寝る
うつ症状がひどい時にできる対処法がコチラ。
あれこれモヤモヤ考えるループに嵌りがちな頭を
とにかく休ませる事が必要。
寝る事は、何と言ってもその手軽さが◎。
そうは言っても「寝れない!」事もしばしば。
そんな時は、
- 蒸しタオルを使って、身体を温める
- 自然の音をノンストップで流す
- エアコンで室温調節
…といった方法で環境を整えて、
緊張状態にある身体を解きほぐしてみては?
モチロン、午前午後と寝すぎて
生活リズムが崩れないように注意を!
昼夜逆転な生活が染み付いちゃうと、治すのに一苦労します…。
《その3》YouTubeを見る
起きている時間帯(午前・午後)にやる事として、
手軽に楽しめるYouTubeはいかがでしょうか?
メンタルヘルス影響度調査で、 SNSの中で
唯一ポジティブな結果が出たんだとか。
YouTubeはコンテンツの量が膨大で、手軽に楽しめる点が◎。
様々なジャンルの動画があるから、
飽きにくいのが良いよね~。
また、非現実感が高くない点も◎。
非現実の世界から戻りにくくなる…という影響が少なくて済みますよ。
《その4》散歩
上述の《その2》や《その3》は
「効果が高くて、手軽にできる」事。
だから、うつ症状が酷くてしんどい時にオススメ。
では、うつ症状が少し落ち着いてきたらどうするのか?
そんな場合は「効果が高いけど、少しハードルが高い」事に
チャレンジしてみてはどうでしょうか?
身体を休ませる内にエネルギーが湧いてきて、
単にゆったり過ごすだけでは
何だか物足りなくなってきちゃいます。
身体を動かす事は、メンタルヘルスの観点からも
効果が実証されています。
どうやら1週間に1時間程度でも効果がある模様。
何だかできそうな気がするよね。
ほっしー氏は、愛犬と一緒に散歩するのをオススメしていますが…
個人的には、それなりに自然が豊かな場所で
散歩するのをオススメ。
空気がおいしい所で身体を動かすのは、
とても心地が良いですぞ!
《その5》お金
「お金を渡したら、うつが軽くなった」という研究結果が
あるそうですよ(爆)
どうやら「お金の事を考え過ぎると、不幸になる」そうで…。
だからといって、多ければ多いほど良いワケではないんだとか。
『海外のセレブがうつ病になった』という話も聞きますし。
そうではなくて、
- お金の事を気にし過ぎないくらいの貯蓄を用意する
- お金に関する知識を身に着けておく
- 万が一の場合、”生活保護”などのセーフティネットに頼る
…といった事が必要なんです。
”セーフティネット”と言えば…
精神疾患の人が利用できる制度って、
実はあまり知られていないようですね。
当事者にしっかり周知されてないのは
問題だよねぇ。
【うつ病の僕がもっと早く知りたかった経済的に助けてもらえる制度】
・障害年金
・障害者控除
・都営交通乗車証
・高額療養費制度
・自立支援医療費制度
・精神障害者保健福祉手帳
・保険料納付猶予制度
・保険料免除制度
・高額療養費制度
・医療費控除
・生活保護他にもあるよ。マジで広まれ。
— 錦山まる@メンタルヘルス漫画準備中 (@nishikiyamamaru) May 18, 2019
病気の性質上、治療に長期間の通院が必要な事が多く、
医療費もその分キッチリかかります。
こういった制度、知っておいて損はないかと。
”うつマッピング“のすゝめ
メンタルヘルスについて、インターネット上の情報は玉石混交です。
根拠が不確かなモノが多数あるのも事実。
そうなんだけどね…(爆)
だから、ある程度お金がかかっても
キッチリとした根拠がある情報を取り入れた方が良いかと。
この本には、ほっしー氏が自ら体験した事が
事柄ごとに丁寧に書かれています。
実践しやすいやり方、その具体例を
当事者の視点で示しているという点で、とても面白い。
医師の処方薬とは異なる
治療のためのベストな行動を探し当てるのに、
とても役立つ一冊です。
症状を軽くする行動を”見える化”する事は、
うつ病の人だけではなく、
ストレスから鬱っぽい症状に悩んでいる方にもオススメ。
今回紹介した”うつマッピング”の本は、
有名な精神科医・和田秀樹氏が推薦・解説をされています。
なので、信頼度はそれなりに高いかと。
「何だか自分、鬱っぽい…?」そんな方にオススメ。↓
本の付録として、書き込んで使える
【うつマッピング用シート】が付いてます。↓
本を読んで、アナタも実際に
”うつマッピング”を作ってみては?
【オマケ】管理人も”うつマッピング“してみた
実際にやってみたら…↓
【 #うつマッピング やってみた】
前職( #看護師 )でメンタルを酷く病んだ経験アリなもずく。
ほっしー氏( @HossyMentalHack )の著書を読んで、実際にやってみた結果がコチラ。・ツイッタランドは楽しい
・トロンボーン吹くと楽しいから元気が出る(単純ww)
・お金最強説💴
#うつ病 pic.twitter.com/SjmBdJ6jAr— もずく@就活待ち登販🔰 (@mozuku_on7sea) June 30, 2019
「SNS」は、どれも使い方が大事ですね。
「趣味」と「お金」は、メンタルにとても良い模様ww
終わりに
以上、”うつマッピング”本の読書レビューをお送りしました。
メンタル面がお疲れ気味の方、現在療養中の方は
自分のペースで良いので、是非この本を
読んでみてはいかがでしょうか?
症状の軽減に効果的な行動のヒントが、
何か見つかるかもしれませんよ~。
という具合で以上、もずくがお送りしましたー。
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