愛知県の場合、最初から
”A編成”・”B編成”って分かれてないんですよ。
(明日から使える?ムダかもしれないマメ知識)
どうも、皆さん。
トロンボーン歴・十数年(遂に数えるのが面倒になったww)な
もずく(@mozuku_on7sea)です。
編成が分かれるんだよ。(豆知識)
さて、今年の夏もやりますよ~。
当ブログの一大コンテンツの一つ、
【吹奏楽コンクール】演奏レビュー記事。
今年は何と、例年とは異なり
《高校B編成》のレビュー記事を書くことにしました!
(たまには趣向を変えてみたいので…)
そんな感じで、8/3(土)に
三重県文化会館大ホールで行われた
三重県吹奏楽コンクール【高校B編成の部】演奏レビューを
お届けします!
そこんとこは要注意でっせ!
では、アツい吹奏楽の世界へ潜っていきましょう。
目次
コンクール会場入り《毎年ココ》
さて、今年もやって参りました。
会場はお馴染み『三重県文化会館』。(通称:総文、県文)
『ココ以外が会場だった事』って、
過去にあるんだろうか…?
↑いつもの看板。『高校A編成』は翌週ですね。
↑チケットは、お値段据え置き800円。
背景に薄っすらとホルンの写真入り。昨年のモノとは色違い。
↑プログラムは300円。会場ロビーにて販売。
(コチラは毎年同様のデザイン)
三重県吹奏楽コンクールの他部門のプログラムも
全てまとめて、冊子になっています。
全部門カウントした所、
今年は『課題曲Ⅱ』が一番多かったww
なお、一番少ないのは『課題曲Ⅴ』。
難易度の問題もあるから…。
『課題曲Ⅱ』は、比較的
取り組みやすいのかな~。
♪会場へのアクセスは、ココをチェック! ↓
演奏全体のレビュー
個人的に『ココは良い!』と感じた演奏
個人的に、演奏が上手だと感じたのは
津東と久居の2校でした。
津東の自由曲は、バルトーク作曲の『中国の不思議な役人』。
コンクールの自由曲として、ちょいちょい演奏されるこの曲は
元々オーケストラ曲で、難易度高め。
曲中、トロンボーンが目立つ部分もキッチリこなしていました!
よく鳴っており、個人的には好印象ですね。
弦楽器の動きを振り分けられている木管パートも、
よく練習してあるのが感じられました。
久居は、全体的に楽器をよく鳴らせていました。
そのため、他団体と違ってダイナミクスレンジが広い!
冬のアンサンブルコンテストでも好成績だった事から、
個々人の技量がある程度のレベルに達している事が伺えますね。
(少し音割れてるけど…)
あれ?楽器に息入ってない…。
B編成の演奏を聴いていて強く感じたのは、
楽器に息が入っておらず、楽器を鳴らせていない団体が
とても多いという事でした。
弱奏時など、音が薄くなった時に
ボロが出る団体が多数…orz
人数の少なさも相まって、ダイナミクスレンジも
グッと狭くなってしまい、全体的にこじんまりとした演奏の
団体が多かったですね…。
A編成と比べて人数が少ない分、一人一人が
しっかり息を入れて鳴らす必要があります。
ココが、演奏の評価の分かれ目の1つだった印象。
楽器にしっかり息を入れると、
- 音色が豊かになる
- 音程が合いやすくなる
…など、良い事尽くしですよ。
当ブログでは、以下のような記事も過去に書いていますので
よかったら参照してみてくださいね~。 ↓
♪練習のヒント満載!
《吹奏楽の練習アイディア》シリーズの、この記事をチェック! ↓
審査員の方が講評で触れていた
チューナーを使った『音程』の合わせ方については、
コチラの記事も参考になりますよ。↓
♪チューナーを上手く使って、正しい音程をgetしよう! ↓
もずく的Pick Up! ~津高校~
個人的に注目している高校の一つがコチラ。
ココが、他の団体と違う点をまとめてみました。 ↓
顧問の先生などが指導・指揮する高校が多い中、
津高校吹奏楽部は…
- 学生主体の運営
- 学生指揮
今回は、演奏順15番でした。
津高校の演奏 Pick Up レビュー
今年の津高校の自由曲は『シンフォニア・ノビリッシマ』。
↓参考動画はコチラ【音量注意!】
曲の冒頭は、相当練習してきた事が伺えました。
全体的には、音程を揃えてきた印象。
効かないからね…。
あと、アクセントをキッチリ付けるべき決め所は
バッチリ決めてきたので、その点は良かったですね。
その一方で、縦のラインはまだまだ詰めが甘いかと。
もっと合わせられるハズですよ~。
もう一つ気になったのは、楽譜に書かれた音をなぞるだけで
「こう演奏したい!」という表現が、やや不足気味な事ですね…。
気になったんだよね…。
よりよい演奏のためのヒント
個人的に気になったのは、以下の2点ですね。↓
- 強奏時のパワー不足で、ダイナミクスレンジが狭くなりがち
- 音が細くなりがち
曲中の盛り上がる部分がこじんまりとしてしまい、
盛り上がりきれずに終わっていた点が気になりました。
たっぷり息を吸って楽器を鳴らす事ができれば、
音が随分と変わります。
曲の表現も、グッとやりやすくなりますよ。
特に、低音楽器がキッチリ楽器を鳴らせるようになると、
バンド全体のサウンドの安定性がupします。
終わりに
以上、三重県吹奏楽コンクール【高校B編成の部】演奏レビューでした。
(毎年書いてる気がしますが…)
基本的に、音楽は『音を楽しむ』モノ。
コンクールの結果だけが全てではありません。
今後も、是非『音を楽しむ』事を忘れないで欲しいですね!
という具合で以上、もずくがお送りしましたー。
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演奏レビュー記事はコチラ。 ↓
コンクールの日の昼食は、毎年コチラのお店で食べてます。お世話になってます!ww
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