復活した奇跡のローカル路線!【JR名松線】に乗ってみた。

どうも、皆さん。

三重県在住のもずくです。

 

近年、『廃線の危機から奇跡の復活を遂げた!』と

各種メディアで話題のローカル路線【JR名松線】に

実際に乗ってきました!

今回は、そのレポートをお届け。

(やや鉄分*高めですが、気にしません。)

 

「三度の飯より鉄道LOVE!という方や、

JRにそんな線あったっけ?」という方は

是非読んでみてくださいね。

 

*補足*

この記事中の”鉄分”=鉄道成分の略称。

 

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【JR名松線】とは?

1935年に開業したJRの路線です。

沿線住民の生活に根付いたローカル線。

何と、概ね1両編成(!)で走行。

もずく
初めて見た時は、流石に

目を疑ったよ…。

 

愛知県出身のもずくは、最低でも2両編成の

電車しか見た事が無かったので、

カルチャーショックでした!

《名松線を元気にする会》がプッシュしている鉄道

【名松線を元気にする会】という団体が

強力にプッシュしているのが”名松線”。

イベントの会場では、”名松線”の絶景写真がプリントされた

うちわを配布していました。↓

  

どうやら沿線の市の各種イベントに出張して、

行く先々で”名松線”のPR活動をしている模様。

 

2016年『津まつり』での一コマ。↓

↓傍らに立つのは、津市のゆるキャラ。

美杉の森の精霊 ”みすぎん”

この日は、一緒にPR活動していました。

収支が厳しい”名松線”の利用者増加と、

過疎化が深刻な「津市美杉町」への来訪者・移住者を

増やす事を目的に活動されているんだとか。

 

興味のある方、コチラも覗いてみては?↓

☆名松線を元気にする会 Facebookページ

JR名松線の走行範囲

車両から推察される方も

多いと思われますが、JR東海の鉄道路線です。

三重県松阪市(松阪駅)~三重県津市(美杉町)までを結び、

全長は43.5km。

もずく
鉄道路線の上を走ったら、

ほぼフルマラソンですなww

 

各駅停車のローカル鉄道です。

近鉄の「松阪駅」と「川合高岡駅」から

乗換できますよ。

”川合高岡”からだと、約3~5分歩く必要アリ。

JR名松線の≪これまで≫の軌跡

そんな”名松線”の現在に至るまでの軌跡を

ざっくりとまとめました。

台風が弱点!何度も廃線の危機に?

山間部を幾度もカーブしながら走る名松線。

どうやら、台風による豪雨・土砂災害に弱い様子。

もずくが数えたところ、

過去に4回ほど台風による被害で不通に!

もずく
ポケモンに例えたら

”4倍弱点”みたいなもんだなぁ…

 

オマケに、収支が厳しかったり

被害の復旧の資金が乏しかったりで、

廃線論がチラついたのも一回どころではない模様。

もずく
平成21年の台風で、

結構大きな被害を受けたらしい…。

 

それでも”不死鳥”のごとく復活!

名松線は、沿線の地元住民(特に美杉町)にとっては

生活に重要な交通機関。

地元住民の熱意が、廃線論をひっくり返した様子。

何と、行政(三重県、津市)をも動かしました!

県・市・JRの三者で協定を締結。

運行再開に向けた工事が開始されたんだとか。

もずく
名松線復旧のための署名活動は、

津市全体に広がったみたいだよ。

 

平成28年3月、遂に全線復旧!

復旧初日のイベントは各種メディアにも掲載。

幾度の危機を乗り越えた名松線は、

”奇跡の名松線”という二つ名が付いていますよ。

 

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”名松線”に、実際に乗ってみた!

そんな2017年夏、あるイベントに参加する為

もずくは名松線に乗る事に。

ここからは、名松線の写真を

多めに載せていきます。

出発! ≪一志駅≫

もずくは”一志駅”から乗車。

名松線の駅は、ほとんど無人駅です。↓

 

時刻表。単線で、運行本数は限られています。

一本乗り逃すと二時間待ちと言う悲劇…。 ↓

もずく
このダイヤ、もずくの地元(愛知県)では

考えられないww

 

↑電車が到着!

名松線はワンマン運転が基本。

乗車時に「整理券」を取って、

降りる際に運賃を払うスタイルです。

複線エリア ≪家城駅≫

ガタゴト揺られて、”家城(いえき)駅”に到着。

「津市一志町」を脱し、ココは「津市白山町」。

単線の名松線が、この駅だけ複線に。

反対方面の電車も停まっていました。

 

電車は何分か”家城(いえき)”で待機。

この間、電車の扉が開きっぱなしになるので、

待機中に降りて写真を撮る人多数!

もずくも、乗ってきた電車をパチリ。↓

反対側の電車が先に発車していきました。

ひたすら広がる田んぼ…時々シカも?

名松線は、”雲出川(くもずがわ)”に沿って

山間を蛇行しながら走る鉄道。

速度制限がかかっており、基本的に

低速でまった~り走行。

移り変わる景色が目を楽しませてくれますよ。

 

↑車窓からの風景。

周りはひたすら田園。時々

電車に向かって愛想を振り撒く地元民。↓

もずくは、窓からシカを見つけました(笑)。

もずく
地元民にとっては、特に珍しくもないんだとかww

 

ココから美杉町!≪伊勢竹原駅≫

この駅からは「津市美杉町」。

奈良県に接した”過疎化”が深刻な地域です。

山間には現代風の家屋は数少なく、

昔ながらの木造家屋がポツポツと点在。

こんな感じの風景の中を、のんび~りと

急ぐ事なく走っていきます。

もずく
もずくが愛用していた”JR東海道線”の

新快速、特別快速とは大違い!

 

途中、トンネルを何個か抜けます。

この後の”伊勢八知(いせやち)駅”〜”比津(ひづ)駅”は

川と並走。良い風景がありますよ。

遂に終点!≪伊勢奥津駅≫

名松線の終点”伊勢奥津(いせおきつ)駅”に到着。

市街地とは違い、「空気」が澄んでいて気持ち良い!

電車はココで折り返し。再び”松阪”へ向けて

走っていきます。

 

観光案内所等の施設が、駅を出てスグ近くに。↓

 

もずくは、観光案内所で一休み。

お茶をサービスしてくれますよ。お土産や軽食もアリ。

 

↑行政が移住相談・空き家バンク等やってます。

Instagramにも対応…?

↑”伊勢奥津(いせおきつ)駅”に、こんなモノが…(笑)

自撮りも恥ずかしいので、手持ちの水分を

枠内に収めておきました。

オマケ【秘蔵画像】名松線の四季

”名松線”のアピールポイントの一つは、

車窓から四季を感じられる事かと。

イベントで配布していた「名松線絵ハガキ」の

写真を、オマケにupしていきます。↓

春と夏

もずく
…どれも絶景ばかりですな!

 

まとめ:都会の喧騒を忘れて、自然に囲まれる

もずくは今回、”一志駅”から乗車しましたが

名松線の起点は”松阪駅”

松阪市の中心部に位置しています。

”松阪”から乗れば、風景の移り変わりが

より楽しめるかも?

 

美杉町では各種イベントが行われているので、

名松線に乗ってソレに参加するのも◎。

駅などには《無料レンタサイクル》があり、

周辺の散策もできますよ。

ホテル・温泉もあるので、一泊するのも◎。



都会で消耗したら、美杉を訪れて

広大な自然の中で一息つくのも悪くないですね!

 

美杉のイベント最新情報・詳細はコチラをチェック!↓

津市観光協会公式ガイドHP【レッ津ゴ~旅ガイド】

【みすぎんのおさんぽ】津市森林セラピー基地

終わりに

以上、【JR名松線】に乗ってみたレポを

お届けしました。いかがでしたか?

 

興味のある方、是非”名松線”に乗って

出掛けてみてはいかがでしょうか?

 

という具合で以上、もずくがお送りしましたー。

 

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