平成最後の夏!三重県吹奏楽コンクール【高校A編成】演奏レビュー《2018年版》

インターハイもアツいけど、吹奏楽もアツい。

そんな”平成最後の夏”

 

どうも、皆さん。

トロンボーン歴十数年なブログ管理人・もずく(@mozuku_on7sea)です。

もずく
今年は”平成最後の夏”だからね!

マジで熱いよ…(物理)。

 

昨年も書いた当ブログの一大コンテンツの一つ、

【吹奏楽コンクール】演奏レビュー記事。

今年もモチロン書きます!

(ってか、書かない理由がない/笑)

 

そんな感じで、8/12(日)に

三重県文化会館大ホールで行われた

三重県吹奏楽コンクール【高校A編成の部】演奏レビュー

お届けします!

もずく
ちょっと”毒舌”な部分もあるから、

そこんとこは要注意でヨロシク!

 

では、アツい吹奏楽の世界へ潜っていきましょう。

 

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コンクール会場入り

さて、今年もやって参りました。

会場はお馴染み『三重県文化会館』。(通称:総文、県文)

↑いつもの看板。

高校B編成など、他の部門は12日以前に終了している模様。

 

↑チケットは、お値段据え置き800円

背景に薄っすらとホルンの写真入り。

”オトナの事情”なのかはわかりませんが、

全体的にデザインが良い感じにリニューアルww

 

【参考】

去年のチケット↓

 

↑プログラムは300円。会場ロビーにて販売。

(コチラは昨年同様のデザインでした。)

三重県吹奏楽コンクールの他部門のプログラムも

全てまとめて、冊子になっています。

 

↑休憩中の大ホール。客席は結構な混雑具合。

 

♪会場へのアクセスは、ココをチェック! ↓

 

演奏全体のレビュー

個人的に『ココは良い!』と感じた演奏は?

特に演奏が上手だと感じたのは、

木本、神戸、皇學館の3校でした。

 

この3団体が、他の団体と大きく異なり優れている点は

以下の2点でしょうか。 ↓

♪縦のライン(リズム)が揃っており、演奏の足並みがキッチリ整っている。

♪中低音域のパートが、楽器を鳴らして良い支えとなっているから

全体として高音・中音・低音のバランスが良い。

 

木本高校は、丁寧な演奏だったのですが

やや小さくまとまり過ぎた感が否めませんね…。

ブレスをしっかりとって、息を入れる事を

もっと意識しても良かったのでは。

課題曲・自由曲共に良かっただけに、少しもったいないなぁ…と感じました。

もずく
”銀賞”というのは、個人的には

ちょっと厳しいように感じたなぁ…orz

 

皇學館高校の演奏は、隙がなく雑味が無い。

難曲にチャレンジしていましたが、細かい部分も難なくこなしており、

全体的なレベルの高さが伺えましたね。

音の響きも程良く、聴いていてストレス/Zero な素晴らしい演奏。

優勝(いわゆる”朝日新聞社賞”)なのも納得の出来栄え。

 

《もずく的MVP》はココだ!【別名”サブイボ大賞”】

個人的には、神戸高校の演奏にMVPを差し上げたいですね。

自由曲は、バッハの曲(とても有名なヴァイオリン曲)を

アレンジしたモノ。

 

木管楽器のレベルが非常に高く、原曲らしさがよく表れた演奏でした。

細かい動きもキッチリ合わせられており、アンサンブル力も◎。

聴いていて、軽く鳥肌立っちゃいましたね。

カエデ
鳥肌の事を、関西では”サブイボ”と言うそうな。

 

あと、木管楽器の演奏レベルが比較的高めだと感じたのは

四日市南でした。

自由曲は、リムスキー=コルサコフ作曲の『スペイン奇想曲』。

 

オーケストラ曲を吹奏楽向けに編曲したモノは、弦楽器の動きを

木管楽器パートに振り分けている事が多く、

それなりに高い水準の演奏技術を求められます。

四日市南はその点、比較的キッチリこなしてきてましたね。

 

審査員の講評+個人的に感じた事《吹奏楽は”ブレス”が命!》

講評の際に、審査員の一人がホルンを持って登場!

もずく
…コレ、吹く気満々ですよね?

こんなの初めてww

 

実演を交えながら(!)一日コンクールの演奏を審査して

感じたことを話していました。

概要としては以下の通り。↓

審査員の講評まとめ

♪音色が大事。審査基準の5割以上がコレ。

♪吹く時に力むと、響きが硬いモノになってしまう。

♪強すぎる音色が気になる。

♪ブレスがすべて。ブレス量が全体的に少ない。

♪本番で緊張すると、どうしてもブレスが浅くなる。

そんな時は、2拍かけてたっぷりブレスをとっても良いのでは。

 

個人的には、この講評には激しく同意ですね。

もずく
言いたい事、先に全部持ってかれちゃったww 

流石プロですなww

 

特に、4点目の《ブレスがすべて》について。

もずく
しっかりブレスを取る事は、

楽器に息をたくさん入れる事の大前提ですぞ~。

 

たくさんブレスを取らなければ、

身体(特に、お腹の辺り)に不要な力がどうしてもかかってしまい、

音に悪影響が出てきます。

 

逆に言うと、ブレスをたくさんとれば

良い響きを持った豊かな音色の音が得られます。

身体を必要以上に緊張させる必要もなくなり、ラクに演奏できますよ。

 

当ブログでは、以下のような記事も過去に書いていますので、

よかったら参照してみてくださいね。 ↓

♪練習のヒント満載!

《吹奏楽の練習アイディア》シリーズの、この記事をチェック! ↓

 

【ブレスをしっかりとって、楽器にを入れて

豊かな音色で演奏できているか否か】

演奏の評価の分かれ目の1つだった…と思われます。

 

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もずく的Pick Up!~津高校~

昨年から、個人的に注目している高校の一つがコチラ。

 

ココが、他の団体と違う点をまとめてみました。 ↓

他団体との相違点

顧問の先生などが指導・指揮する高校が多い中、津高校吹奏楽部は…

  • 学生主体の運営
  • 学生指揮

 

今回は、演奏順9番でした。

津高校の演奏 Pick Up レビュー

昨年よりも、比較的良く音が鳴っているように感じましたね。

課題曲は、昨年よりも丁寧に演奏しているかと。

 

自由曲については、冒頭のメロディや

中間の弱奏部について、完成度が比較的高かったように思われます。

もずく
特に、自由曲の冒頭にはビックリ!

「おっ!コレは!」って思ったもん。

 

しかし、まだ息がしっかり入っておらず

音が細くなってしまうパートもありましたね…。

まだまだ改善の余地アリ。

カエデ
いわゆる”伸びシロ”ですねぇ!

 

特に、低音楽器がキッチリ楽器を鳴らせるようになると、

バンド全体のサウンドが安定しますよ。

 

縦のラインは、まだまだ詰めが甘いですね。

もっと合わせられるのではないかと。

 

よりよい演奏のためのヒント

縦のラインを揃えるために、

”どの音を優先して揃えたらいいか”を予め決めておくこと》

…でしょうか。

 

音符すべてをキッチリ揃えようとして中途半端になるより、

「最低限、この音は合わせよう!」という決まり事を作っておく。

(音の入りや、長い音符の出だしなど。)

そうする事で、合わせる焦点が定まって

随分とやりやすくなりますよ。

カエデ
つまり『決め所をキッチリ決める』って事だね。
もずく
ポイントを定めずに、闇雲に

キッチリやろうとしてもねぇ…。

この自由曲、難しいと思うし。特にトロンボーンとか。

 

終わりに

以上、三重県吹奏楽コンクール【高校A編成の部】演奏レビューでした。

 

(去年も書いた気がしますが…)

基本的に、音楽は『音を楽しむ』モノ。

コンクールの結果だけが全てではありません

今後も、是非『音を楽しむ』という事を忘れないで欲しいですね!

 

という具合で以上、もずくがお送りしましたー。

 

あわせて読みたい《関連記事》

昨年の”三重県吹奏楽コンクール《高校A編成》”の

演奏レビュー記事をどうぞ。 ↓

 

この日の昼食は、昨年同様コチラのお店で食べました。

 

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