低音響く祭!【第2回 名古屋トロンボーンフェスティバル】参戦レポ

どうも、皆さん。

トロンボーン歴十数年のもずく(@mozuku_on7sea)です。

もずく
”トロンボーン祭”な激アツイベントに

参加してきたよ!

GW最終日となる5月6日(日)、久々に愛知県へ。

名古屋トロンボーン協会主催のイベント

『第2回 名古屋トロンボーンフェスティバル』に参加してきました!

今回は、その参戦レポをお届け。

こんな方にオススメ
  • 名古屋市周辺で、トロンボーン関連のイベントを探している。
  • 『名古屋トロンボーン協会』という団体に興味アリ。
  • 豪華ゲストの生演奏を聴いてみたい!
  • クオリティの高いトロンボーンの音を聴きたい! 

それでは、低音鳴り響く世界へ飛び込んでみましょう。

 

これまでの《トロンボーン系》の記事はコチラ↓

 

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《名古屋トロンボーンフェスティバル》とは…?

『名古屋トロンボーン協会』という団体が主催する音楽イベントの一つ。

世界的に活躍するトロンボーン奏者をゲストに迎え、2日間にわたって

様々な企画が行われる【トロンボーン漬けの祭】

 

第2回の今回は、ゲストとして

《元ボストン交響楽団 バストロンボーン奏者》ダクラス・ヨー氏が参加!

補足…過去のゲストは?

第1回のゲストは…

《ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団首席奏者》

ヨルゲン・ファン・ライエン氏

世界的トロンボーン奏者の一人です。

…毎回、豪華なゲストを招いて開催している様子ですね。

もずく
第1回も行きたかったなぁ…orz

フェスティバルの内容は?

濃密なプログラムを、2日に分けて開催。

ざっくりとした日程は以下の通り。

1日目
  • ウォームアップ講座
  • ダグラス・ヨー氏 マスタークラス
  • 吹奏楽コンクール課題曲トロンボーンパートクリニック
  • ダグラス・ヨー氏 レクチャー
  • オーケストラスタディ講座
2日目
  • ウォームアップ講座
  • フェスティバルコンサート
  • プロと一緒にアンサンブル
  • ダグラス・ヨー氏 リサイタル
  • セレブレーションコンサート
2日間共通のプログラム
  • 特性Tシャツ販売
  • プライベートレッスン
  • 楽器展示ブース・小売店ブース

↑2日目 タイムテーブル

もずくは、都合により2日目のみの参戦でした。

もずく
…もし自分が高校生だったら、

”コンクール課題曲クリニック”を受けに行きそう。

パート別クリニックなんて、なかなか無いもんねぇ。

 

名古屋トロンボーンフェスティバル【2日目】参戦レポ

さて、ここからはフェスティバル2日目の

実際のもずくの足取りを、写真を挟みながらお届けしていきます。

初上陸!名古屋芸術大学

フェスティバル会場は『名古屋芸術大学』

大学名に”名古屋…”とありますが、住所は北名古屋市。

始めて行きましたが…最寄駅からのルートはひたすら直進なので

概ね迷う事無く到着。

もずく
会場周辺にはホテルが無いから、遠方から2日間参加する人は

名古屋駅周辺でホテルを確保した方が良いみたいだよ。

(”名古屋トロンボーン協会”HPより)

↑会場入り口付近には、ポスターを掲示。

”名古屋トロンボーン協会 特製Tシャツ”を来た人々がウロウロしてました。

受付

5/6一日券を、予め協会に連絡して取り置きをお願いしていました。

受付で料金を支払い、名札を受け取り。

↑もずくの名札はコチラ。

参加者の区分によって、名札の色やチケットの色が異なる模様。

今回のフェスティバルのパンフレット。

参加者で賑わう受付周辺。ワイワイガヤガヤ。

ホワイトボードに描かれたダグラス・ヨー氏。

もずく
誰が描いたのか…激似だYO!

ウォームアップ講座

受付を済ませて一息ついたら、『ウォームアップ講座』へ。

楽器を吹きながらの参加型の講座。

 

担当講師は、バストロンボーン奏者の方。

低音を吹いて、楽器に息を入れる事を主眼に置いたウォームアップ方法を

レクチャーして下さいました。

 

『チューニング♭B』の1オクターブ下の♭Bから

次第に下降していくのですが…

バストロンボーンにしか出せない音域に差し掛かり、立ち尽くす事数分…(笑)

もずく
ペダル♭B以下の音はわからんYO…

低音域はしっかり息を入れないと鳴らないので、

とても良いウォームアップになりました。

プライベートレッスン

不定期にプロのレッスンを受けているもずく。

このフェスティバルでも、プロによる個人レッスンがあるとの事なので

参加チケットと併せて事前に申し込んでいました。

一枠45分で4000円也。安い!

 

受講曲を予め指定出来たので、今取り組んでいるこの曲で

申し込んでおきました。↓


シュレック作曲『ソナタ (ガブリエリの声) 』。

ピアノ伴奏付きのトロンボーン・ソロ曲。

 

ちょっと難しい曲ですが、あるCDで聴いてからベタ惚れして

自分でも吹いてみたくなってしまい、速攻で楽譜買いましたww

…と、そんな曲でレッスンを受講してきました。

短時間でしたが、とても有益なアドバイスをいくつか頂けました。

アドバイスいろいろ
  • まず、歌う事。フレーズを意識して、滑らかに。
  • マウスピースだけで音程をとって、曲を吹いてみる。(オススメ!)
  • 息はしっかり流す。流れを止めない。音を出す前にたっぷりブレスを。
  • 速いパッセージは分解して、ゆっくりから次第に速くしていく。

所属している吹奏楽団では、あまりソロは回ってこない(!)ので…

ソロ曲の演奏をプロに見て頂くと、学ぶ事がたくさん。

とてもタメになります。

レッスンでのアドバイスを持ち帰って、しっかり練習していきます。

もずく
なんか緊張して汗だくでしたが…(汗)

ありがとうございました~m(_  _)m

 

↓『ソナタ(ガブリエリの声)』を知ったキッカケとなったCD。

ダグラス・ヨー氏 リサイタル

 

昼食を挟んで、午後の目玉プログラムはコチラ。

ダグラス・ヨー氏によるリサイタル!

世界的バストロンボーン奏者の生演奏を聴けました。

控えめに言っても神レベルの音。

もずく
素晴らしい音を聴けて、耳が幸せ~…

リサイタルの後は、受付付近でCDの即売会サイン会

迷う事無くCDを購入!2000円也。

本人のサイン、ゲットだぜ!

もずく
嬉しくて鼻血出そう!

 

会場で聴けなかった方は、CDで聴いてみよう!↓

 

 

↑トロンボーンケース等へのサインにも対応。終始にこやかな神対応。

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楽器展示ブース・小売店ブース

1階の受付・ロビーの一角に、“物販コーナー”がありました。

 

↑CD・楽譜類。新商品から、珍しい一品まで。

↑DVDまで。品揃え豊富!

 

所変わって…3階の“楽器展示ブース”

各メーカーの楽器が勢揃い。モチロン試奏可能

 

ココまで楽器の本数が揃うと、見る者を圧倒しますね…!

トロンボーン歴が長い割には、一部のメーカーしか知らないので

色々と目新しく感じました。

 

もずくは、愛用する楽器メーカー『Bach (バック) 』の展示ブースで

楽器の吹き比べ。

もずく
同じ太管でも、付属するロータリー・バルブの違いで

こんなに吹奏感が違うんだねぇ…ビックリ。

今の楽器 (Bach 36B)がポンコツになって、買い替える時の

参考にしようと思います。

 

現在所属する楽団の音楽監督から、ちょうどマウスピースの買い替え

勧められていたので…

この機会に、試奏して良い音がするヤツをお買い上げ!

現在吹いている楽器に適合するモデルを選んで貰いました。

“willie’s”のマウスピース。定価から2割引きの”特別価格”にて購入。

(持ち合わせが無かったので、”後日銀行振込払い”にて…)

それまで使用していたモノとは違って、良い音が出ますよ。

音出し室にて ~“セレブレーションコンサート”の準備~

この”トロンボーンフェスティバル”の最後を飾るプログラム。

何と、最後の二曲は『参加者参加型』なんです。

『A Song For Japan』『76本のトロンボーン』全員での大合奏との事。

もずく
コレは面白そうだね!

でき得る限り事前準備をしておきたかったもずく、

協会のホームページにupされていた『A Song For Japan』は

事前に印刷して持っていました。

もずく
無理なく吹けるパートを選択。

譜読みもバッチリ!

↑当日、ロビーの一角で楽譜配布。

”音出し室”として開放している練習部屋に引きこもって、

早速新しいマウスピースで練習していました。

 

『76本のトロンボーン』参考音源を置いておきます。↓


明るい気分になれる陽気な曲ですね。

もずく
譜面上はやたら高音が並んでいるので、実はキツい…(汗)

時間になるまで、それなりに楽譜をさらいました。

いよいよフィナーレ! ~セレブレーションコンサート~

いよいよ最後のプログラム”セレブレーションコンサート”。

協会の方々や、ダグラス・ヨー氏によるソロありの演奏。

『地域貢献プロジェクト』という事で、三重県からは

“神戸高校”のトロンボーンの吹奏楽部員が代表として来ていました。

カエデ
三重県内で上手い部類に入る高校だね!

全員合奏では、直前に練習しただけあって

初見の割には吹けましたww

もずく
『A Song For Japan』の最初の休符は長めだから、

数え間違えないように少し頑張ったよ…ww

↓後日、当日の”セレブレーションコンサート”の演奏動画がupされていました。


あれだけの大人数のトロンボーン奏者が集まって吹くと言う機会は

滅多にないモノ。とても楽しい時間を過ごせました!

楽譜はキチンと回収boxに入れてから、会場を後にしました。

【オマケ】トロンボーンフェスティバルこぼれ話

ココでは、いくつかのこぼれ話や余談をまとめてご紹介。

久々の名鉄

愛知県や岐阜県の一部を走る私鉄・名古屋鉄道。略して名鉄。

会場へ行くために、何年か振りに久々に乗りました。

本日の昼食

会場では弁当の販売アリ。このボリュームで、お値段500円也。

美味しかったですね。ガッツリ食べた後は、モリモリ吹きました。

あえて苦言を申すとすれば…?

すごく内容が充実した今回のイベント。

運営側にあえて苦言を申すとすれば…

「1号館の門など、表通りの道路に面した場所に

案内表示を掲示しておいて欲しかった」

…という点ですね。

もずく
よくわからなかったから、

1号館の閉まってる門を開けて

入っちゃったもんね…(後で閉めたけど)

完全に外部の人間が来場する際、来場ルートを想定の上、

会場への案内掲示を多めにしておいて頂けるとありがたいですね。

音大らしい落とし物

何と、リードの落とし物が。

クラリネットかサックスの方の落とし物ですね…音大らしい。

『A Song For Japan』の話

“セレブレーションコンサート”の大合奏で演奏された『A Song For Japan』。

この曲は、東日本大震災のチャリティ・コラボレーション・プロジェクト

一環として作られた曲です。

個人的にも好きな曲で、特別な曲だと思っています。

詳しくは、下記のサイトをチェック!

“A Song For Japan”公式サイト

 

まとめ

以上、『第2回 名古屋トロンボーンフェスティバル』の参戦レポを

お届けしました。

プロの生演奏を聴けたり、リーズナブルな価格で

レッスンを受講できたり…本当に良い事尽くし!

 

お住まいの地域でも、こうした音楽系イベントが

開催されているかもしれませんよ。

気になる方は、是非調べてみてはいかがでしょうか?

 

という具合で以上、もずくがお送りしましたー。

 

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