中日個人・重奏コンテスト三重県大会【高校・個人】演奏レビュー

どうも、皆さん。

トロンボーン歴十数年の元ナース・もずく(@mozuku_on7sea)です。

もずく
吹奏楽部の”冬の大会”

アンサンブルコンテストは、

実はもう一つあるんだよね~。

カエデ
まぁ、主催者(主に新聞社)の

違いだけどねww

1月に当ブログで演奏レビューを書いた大会、実は

『朝日新聞社』が主催団体の内の一つなんです。

 

今回、もずく&カエデが演奏レビューしていくのは

『中日新聞社』『中部日本吹奏楽連盟』が

主催団体の内の一つに上がる

『中日個人・重奏コンテスト 三重県大会』

カエデ
朝日のアンコンとの違いは、

個人の部(ソロ部門)がある事だね~。

この記事では、重奏以上に”個の力”

ストレートに試される【個人の部】の演奏レビュー

お届けします。

 

それでは、いってみましょう!

 

↓”吹奏楽コンクール” ”アンサンブルコンテスト”の記事はコチラから。

 

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この記事を読む際の留意事項

この記事は、もずく&ブログ助手・カエデが分担して書いています。

割り振りは以下の通り↓

  • カエデ(木管低音楽器奏者)→木管楽器《フルート、クラリネット一部、アルトサックス》
  • もずく(トロンボーン奏者)→金管楽器《トロンボーン、ユーフォニアム》

これ以外の楽器の方、ゴメンナサイ…(汗)

 

以上の点に留意して、記事をお楽しみくださいね。

コンテスト会場入り【今年何度目?】

今回の会場は、当ブログでも既にお馴染み(?)の

三重県文化会館。(通称:総文、県文)

 

↑今回は有料でした。チケット800円也。

↑プログラムは、中学・高校・一般の部を一括掲載。

お値段は300円

もずく
愛知県はコレにお金掛からないから…

(もずくが現役生だった当時)

この有料な感覚にどうにも慣れない!

↑【個人の部】の会場は”小ホール”

一方、【重奏の部】は”中ホール”で行われていました。

↑全演奏が終わり、伴奏のピアノを撤去しようとする場面。

 

【個人の部】全体を通しての所感

まず、全体の所感から。

全体合奏のコンクールとは違い、耳に優しかったですね。

もずく
全体合奏の音圧スゴイからねぇ…

聴いてて疲れる事もしばしば。

コンクールの場において、上手な学校が

音をガンガン鳴らすのに対して、

今回のソロ部門は『表現力』を競うような大会でした。

 

モチロン『楽器にが入っているかどうか』は

当然の事ながら審査対象ですが…

ソロ部門では、上手なプレイヤーが多く参加しているため

『表現力』や、ソレを支える技術があるかどうか?

…という点で競う事に。

カエデ
聴く側からすると、とても面白い大会だったね。

個人的には、団体の演奏技術を競うコンクールよりも

”個の表現力”を競うソロ部門が

もっと大きく取り上げられて良いのでは?

…と思いましたね。

木管楽器の所感【カエデ担当】

カエデ
さて、ココからは俺のターンですぞ!

カエデは、木管楽器のソロを聴いていました。

 

個人的に「いいね!」と思った演奏は、

県代表になった個人の演奏。

楽譜に書かれている事をキチンと理解して演奏しており

また、ソレを実行するだけの技量がありました。↓

  • 各音域をまんべんなく鳴らす
  • ダイナミクスレンジが広い
  • 運指がキチンと回っている
  • ヴィブラートが適切な形でかけられていた …等々。
カエデ
県代表となって文句ナシの演奏ばかりだったよ!

特に、神戸高校のフルートは「聴かせる」演奏で◎。

皇學館高校のサックスも

総合的にレベルの高い演奏でしたよ。

カエデ
皇學館高校は、ソロでは

「聴かせる」演奏をする個人ばかりだったねぇ。

 

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金管楽器の所感《もずく担当》

もずく
ココからは交替して、もずくのターン!

もずくは、金管楽器(トロンボーン・ユーフォニアム)の

ソロ部門を聴いていました。

 

結果の明暗を分けたのは、主に以下の要素が

キチンとできていたか否かによるかと。↓

  • 音の発音・処理
  • 各音域まんべんなく、密度のある音を鳴らせるか
  • ダイナミクスレンジの広さ
  • 音程・音色はどうか
  • 強奏時の音が割れ過ぎていないか

これらのポイントをキッチリこなせていたのは

皇學館高校のトロンボーンと

神戸高校のトロンボーンでしたね。

”表現力”という面でも◎。

もずく
特に、皇學館高校のトロンボーンは

もずくより上手ですな…(汗)

Pick Up! ~津高校~

もずく
ここからは、津高校のソロ演奏を聴いた

カエデ氏の個人的な所感を

pick upしてお届けするよ~。

カエデが感じたのは

すごく真面目な演奏だったな、と言う事でした。

カエデ
フルート、サックス共に

難易度の高い曲にチャレンジしてきたねぇ。

個人的な欲を言えば、

もう少し面白い演奏*を目指してもよかったのでは…?

と思いますね。

 補足:面白い演奏とは

音やフレーズ、曲に書かれてある演奏記号を

単に”なぞる”のではなく、その背後に描かれているモノ(例:感情の動き等)を

自分なりに解釈した上での演奏の事。

楽譜に記されている内容を

「どう解釈したらいいのか?」

「どう演奏すればいいのか?」…等々、

自分に問いかけながら練習する事は、

ソレ自体が面白い作業なんです。

 

”表現力”というのは、その問いかけを

積み重ねた上で生まれるモノ…だと思いますよ。

 

そして、演奏に表情をつける時は

大袈裟なくらいが実は丁度良いそうですよ。

大袈裟でないと、なかなか聴き手には伝わらないんだとか。

カエデ
上記の内容は、実は

6年くらい前に”ラ・フォル・ジュルネ音楽祭”で

ピアノ公開レッスンを聴講した内容の

受け売りなんだ。まぁ、参考までに。

終わりに

以上、『中日個人・重奏コンテスト 三重県大会』の

演奏レビューでした。

 

コレで、”冬の大会”アンサンブルコンテストのシーズンは終了。

この後『定期演奏会』を控えている…と言う学校が多くなるかと。

是非、楽しんで演奏する事を忘れないで欲しいと思います!

 

という具合で以上、もずくがお送りしましたー。

 

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