次は東海へ!三重県アンサンブルコンテスト《高校の部》レビュー【2019年版】

キミは”1週間”という短期間で、インフルエンザに負けずに

更に磨きをかけて進化できるか?

 

どうも、皆さん。

人生初!インフルエンザにやられた

元ナース・もずく(@mozuku_on7sea)です。

もずく
地区大会から県大会の間の期間、短過ぎィ!

この期間中に、もし《インフルエンザ》にやられたら

本気でヤバくね…?(滝汗)

 

今回は、地区大会に引き続き

1/19(土)に三重県文化会館で行われた

【三重県アンサンブルコンテスト】の演奏レビューをお届け。

 

それでは、早速いってみましょう。

 

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県文入り 〜2nd Movement〜

6日ぶりに『三重県文化会館』へ。(通称:総文、県文)

今回の会場は、アンコン《南地区大会》と同じく”大ホール”

 

↑休憩中の”大ホール”。

↑今回のプログラム。200円也。

小・中・一般などの他部門のプログラムも

この一冊にまとまっています。

↑入場券は800円也。背景はフルート。

もずく
昨年よりチケットのクオリティが高いww

 

《参考》昨年のチケット ↓


以下、演奏のレビュー(やや毒舌気味)を書いていきます。

演奏全体のレビュー

音色とバランスが気になる事多し【金管アンサンブル】

 

注意事項

金管アンサンブルに関しては、

地区大会に引き続き”やや厳しめ”な評価です。

 

発音・音の処理の雑さは、やはり気になるところ。

金賞と銀賞の分かれ目は、『楽器が上手く鳴っているか否か。』

細く薄っぺらい音色のトランペットは、高音域担当だけに

目立ってしまい、聴いてて気になっちゃいますね…。

 

遠くに音を飛ばしたいなら、

楽器にたっぷりを入れてみては。

楽器をしっかり鳴らせれば、音色も随分と良くなりますよ。

 

あと、中低音の楽器(特にHr、Tb)は

もう少し元気出していきましょう!

モゴモゴしたり、Tpの影に隠れたりしている団体が

どうしても気になります。

(管理人は、長年トロンボーン吹いているので)

 

金管アンサンブルは、トランペットが目立ち

どうしても“トップヘビー”になりがち。

中低音でハーモニーや土台を上手く作ってやると、

バランスが整って良い感じに。

トランペットも、中低音の支えがしっかりしている方が

断然乗っかりやすいです。

もずく
上手い学校は、中低音がしっかりしている事多し!

(高校の時、指導者が言っていた事の受け売り)

 

「コレいいね!」と感じた演奏《金管アンサンブル編》

地区大会から感じていましたが、

皇學館高校はやはり上手い!

 

楽器を無理なく鳴らせているのはモチロン、

音色、縦のライン、ダイナミクス、全体のバランス…等々、

どの要素も群を抜いて秀逸。

細かい動き、ハイトーンなどを含む高難易度の曲を

キッチリ8人で合わせられていました。

【朝日新聞社賞】なのも納得の良い演奏でした!

 

他には、久居高校が個人的には好きですね。

曲名に「コラールと…」とあるだけに

もう少し中低音域の楽器が鳴ると、更に良くなるかと。

曲の表現をもっと突き詰められると、なお良し。

もずく
コラールと言えば、本来トロンボーンの十八番ですよ!

 

細かい動きもバッチリな演奏多し【木管アンサンブル】

県大会ともなると、演奏のクオリティは地区より高め。

木管楽器ならではの細かく技巧的な動きもキッチリこなせており、

高い技量を備えている事を感じさせる演奏が多かったですね。

 

バリトンサックスやバスクラ等の

木管低音楽器が良い仕事をしている団体も

ちょこちょこ見受けられました。

もずく
低音楽器奏者としては、低音がしっかりしてると

高く評価しちゃうね〜。

 

その一方で、ややオーバーブロー気味で

音が割れがちな団体はちょっといただけないですね…。

ダイナミクスレンジも、そこまで広くないですし。

pがpまで落ち切らない…。

もずく
E♭クラかB♭クラ1stかな?

高音がヒステリックに感じてしまった…orz

 

「コレいいね!」と感じた演奏《木管アンサンブル編》

やはりココでも皇學館高校は別格ですね。

難しいパッセージをキッチリ揃えられていました。

各人が良い音色をしており、表現という面でも◎。

 

他、四日市高校・久居高校のサックスが

個人的には良い感じでした。

 

神戸高校のFl4重奏は、

随分と現代的な曲に取り組んでいたのが印象的でした。

フラッターをはじめ、曲中に登場する何種類かの“特殊奏法”も

バッチリこなせていました。スゴイ!

 

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Pick Up!~津高校~

津高校のSax4重奏、良かっただけに

曲冒頭の不安定さが非常に惜しく感じられました。

 

冒頭のテンポ変化の部分で、若干縦のズレがあったものの

曲が進むにつれて次第に安定してきました。

 

楽器は鳴っており、表現という面では○

テンポ変化が多めで、決して簡単ではない曲ですが

しっかり練習してきているなぁと感じましたね。

「聴かせる」という点においては、キラリと光るモノあり

 

『コンクールで高い評価を勝ち取る』という意味では

少しポイントがズレている演奏かもしれないけど、

個人的にはこういう「聴かせる」演奏を応援したいですね。

もずく
気品のある演奏で良い感じ。

 

終わりに

以上、三重県アンサンブルコンテスト【高校の部】演奏レビューでした。

 

このブログでは、コンクールで高評価を得る方法を

時々書いてまして、よく読まれているようですが…

個人的に、コンクールは好きではありません!(笑)

 

くどいようですが、コンテストの結果以上に

『音を楽しむ』事を追及して欲しいですね。

このブログの記事内容が、皆さんのより良い音楽ライフに

役立てたら嬉しいです。

 

という具合で以上、もずくがお送りしましたー。

 

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