キミは”1週間”という短期間で、インフルエンザに負けずに
更に磨きをかけて進化できるか?
どうも、皆さん。
人生初!インフルエンザにやられた
元ナース・もずく(@mozuku_on7sea)です。
この期間中に、もし《インフルエンザ》にやられたら
本気でヤバくね…?(滝汗)
今回は、地区大会に引き続き
1/19(土)に三重県文化会館で行われた
【三重県アンサンブルコンテスト】の演奏レビューをお届け。
それでは、早速いってみましょう。
目次
県文入り 〜2nd Movement〜
6日ぶりに『三重県文化会館』へ。(通称:総文、県文)
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今回の会場は、アンコン《南地区大会》と同じく”大ホール”。
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↑休憩中の”大ホール”。
![](https://mozuku-sea.com/wp-content/uploads/2019/02/IMG_3337-225x300.jpg)
↑今回のプログラム。200円也。
小・中・一般などの他部門のプログラムも
この一冊にまとまっています。
![](https://mozuku-sea.com/wp-content/uploads/2019/02/IMG_3336-300x225.jpg)
↑入場券は800円也。背景はフルート。
《参考》昨年のチケット ↓
以下、演奏のレビュー(やや毒舌気味)を書いていきます。
演奏全体のレビュー
音色とバランスが気になる事多し【金管アンサンブル】
金管アンサンブルに関しては、
地区大会に引き続き”やや厳しめ”な評価です。
![](https://mozuku-sea.com/wp-content/uploads/2019/02/c_choju39_0025_s512_choju39_0025_7-300x187.png)
発音・音の処理の雑さは、やはり気になるところ。
金賞と銀賞の分かれ目は、『楽器が上手く鳴っているか否か。』
細く薄っぺらい音色のトランペットは、高音域担当だけに
目立ってしまい、聴いてて気になっちゃいますね…。
遠くに音を飛ばしたいなら、
楽器にたっぷり息を入れてみては。
楽器をしっかり鳴らせれば、音色も随分と良くなりますよ。
あと、中低音の楽器(特にHr、Tb)は
もう少し元気出していきましょう!
モゴモゴしたり、Tpの影に隠れたりしている団体が
どうしても気になります。
(管理人は、長年トロンボーン吹いているので)
金管アンサンブルは、トランペットが目立ち
どうしても“トップヘビー”になりがち。
中低音でハーモニーや土台を上手く作ってやると、
バランスが整って良い感じに。
トランペットも、中低音の支えがしっかりしている方が
断然乗っかりやすいです。
(高校の時、指導者が言っていた事の受け売り)
「コレいいね!」と感じた演奏《金管アンサンブル編》
![](https://mozuku-sea.com/wp-content/uploads/2019/02/c_choju41_0023_s512_choju41_0023_5-1-221x300.png)
地区大会から感じていましたが、
皇學館高校はやはり上手い!
楽器を無理なく鳴らせているのはモチロン、
音色、縦のライン、ダイナミクス、全体のバランス…等々、
どの要素も群を抜いて秀逸。
細かい動き、ハイトーンなどを含む高難易度の曲を
キッチリ8人で合わせられていました。
【朝日新聞社賞】なのも納得の良い演奏でした!
他には、久居高校が個人的には好きですね。
曲名に「コラールと…」とあるだけに
もう少し中低音域の楽器が鳴ると、更に良くなるかと。
曲の表現をもっと突き詰められると、なお良し。
細かい動きもバッチリな演奏多し【木管アンサンブル】
![](https://mozuku-sea.com/wp-content/uploads/2019/02/c_choju42_0008_s512_choju42_0008_5-1-206x300.png)
県大会ともなると、演奏のクオリティは地区より高め。
木管楽器ならではの細かく技巧的な動きもキッチリこなせており、
高い技量を備えている事を感じさせる演奏が多かったですね。
バリトンサックスやバスクラ等の
木管低音楽器が良い仕事をしている団体も
ちょこちょこ見受けられました。
高く評価しちゃうね〜。
その一方で、ややオーバーブロー気味で
音が割れがちな団体はちょっといただけないですね…。
ダイナミクスレンジも、そこまで広くないですし。
pがpまで落ち切らない…。
高音がヒステリックに感じてしまった…orz
「コレいいね!」と感じた演奏《木管アンサンブル編》
![](https://mozuku-sea.com/wp-content/uploads/2019/02/c_choju43_0030_s512_choju43_0030_11-171x300.png)
やはりココでも皇學館高校は別格ですね。
難しいパッセージをキッチリ揃えられていました。
各人が良い音色をしており、表現という面でも◎。
他、四日市高校・久居高校のサックスが
個人的には良い感じでした。
神戸高校のFl4重奏は、
随分と現代的な曲に取り組んでいたのが印象的でした。
フラッターをはじめ、曲中に登場する何種類かの“特殊奏法”も
バッチリこなせていました。スゴイ!
Pick Up!~津高校~
津高校のSax4重奏、良かっただけに
曲冒頭の不安定さが非常に惜しく感じられました。
冒頭のテンポ変化の部分で、若干縦のズレがあったものの
曲が進むにつれて次第に安定してきました。
楽器は鳴っており、表現という面では○。
テンポ変化が多めで、決して簡単ではない曲ですが
しっかり練習してきているなぁと感じましたね。
「聴かせる」という点においては、キラリと光るモノあり。
『コンクールで高い評価を勝ち取る』という意味では
少しポイントがズレている演奏かもしれないけど、
個人的にはこういう「聴かせる」演奏を応援したいですね。
終わりに
以上、三重県アンサンブルコンテスト【高校の部】演奏レビューでした。
このブログでは、コンクールで高評価を得る方法を
時々書いてまして、よく読まれているようですが…
個人的に、コンクールは好きではありません!(笑)
くどいようですが、コンテストの結果以上に
『音を楽しむ』事を追及して欲しいですね。
このブログの記事内容が、皆さんのより良い音楽ライフに
役立てたら嬉しいです。
という具合で以上、もずくがお送りしましたー。
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